【た】田中一村(たなか いっそん) | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

田中 一村・・・

1908~1977年、日本画家。

栃木県栃木にて木彫家の父田中稲邨の長男として生まれ、東京市で育つ、本名は田中孝。

彫刻家の父親のもと幼い頃から画才を発揮し、数え年8歳にして「米邨」の号を受け、若くして南画家として活躍。

20代にして中央画壇とは一線を画し、1958年千葉市での活動の後、50歳で奄美大島に単身移住。

奄美の自然を愛し、自然を大胆な構成で描き、独特の世界を作り上げた。

 

 

 

現在、東京国立博物館で開催されている田中一村の展覧会に行ってきました。

 

田中一村展 奄美の光 魂の絵画

 

こちらの画家さんについては、今回の展覧会で初めて知りました。

展覧会の構成は三部になっていまして・・・

若き頃の東京在住時代・・・その後の千葉在住時代・・・そして、奄美在住時代の作品という三部構成でした。

 

(ご参照)

 

確かに、奄美在住時代の作品は独特な内容になっており、面白いですね。

もっとも、奄美の自然(動植物)が通常の日本画で扱われにくいことも、独特な雰囲気に一役買っているんでしょうね。

 

個人的には、千葉在住時代の作品に軍鶏がよく出てくるのが気になりました。

それと、私が現在 千葉県在住なこともあって、千葉在住時代の作品が気になっちゃって・・・。

 

 

 

ちなみに、動画の最初にも出ていましたが、こちらが田中一村さんです。

 

・・・私の行きつけのお店のマスターにチョット似てる・・・。