【け】牽牛(けんぎゅう) | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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吾輩の辞書には「不毛」という文字しかない!

特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

牽牛・・・

牽牛星の略、彦星、鷲座のアルファ星、アルタイル。

 

 

 

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「牽牛」というのは、人の名前っぽくないな・・・と思い調べてみますと・・・

「牽」には「引く」という意味がり・・・

どうも「牽牛」って言うのは、牛引き・・・職業的な名詞のようです。

 

 

 

 

さて、七夕と言いますと・・・

年に1回しか会えない、彦星(牽牛)と織姫・・・恋人たちのロマンス・・・

そんなイメージですが・・・

 

 

もともとはチャイナの伝説『牛郎織女』が、大元の話です。

話の詳細については、Wikipediaのコチラをご参照いただきたいのですが・・・

 

 

これを見ますと・・・

 

織姫は天の女帝の孫で、人間界で水浴びをしてたところ、彦星に羽衣を隠され、天界へ帰れなくなり・・・

彦星と結婚・・・

二人の子供をもうけ・・・

女帝の怒りによって、織姫は天界に連れ去られ・・・

子連れの彦星がそれを追って、天界に上がるものの・・・

女帝によって、彦星と織姫の間には天の川ができ、隔てられることに・・・

ただ年に1回の七夕の日だけ、鵲が飛び交い、天の川の上に橋を作り、会うことが許される・・・

 

そんな話です。

 

 

 

こう見ますと・・・

恋人たちのロマンスではなく、親の許しを得なかった子連れ夫婦の問題で・・・

しかも、馴れ初めが、彦星の謀略・・・

全然ロマンチックではないです。

 

 

 

こんな絵がよく使われますが・・・

 

 

 

実態は、こんな感じ・・・

もう少し子供たちをかまってあげて!