孫悟空・・・
① 中国の白話小説『西遊記』の主人公。
② 日本の漫画『ドラゴンボール』の主人公。
鳥山明先生・・・お悔やみ申し上げます。
孫悟空と言えば・・・
我々が子供の時は、まだ『ドラゴンボール』は連載されてませんでしたので、もっぱら『西遊記』の孫悟空でした。
今見ると、豪華な出演陣のTVドラマの『西遊記』・・・
ドリフターズの人形劇『飛べ!孫悟空』・・・
夕方ごろに再放送されてた手塚アニメ『悟空の大冒険』・・・
みんな中国の民間小説『西遊記』を取り扱ったもので・・・
孫悟空は猿の孫悟空でした。
それが、僕が中学の頃に『ドラゴンボール』が週刊少年ジャンプで連載開始・・・
まぁ、悟空にシッポがあったり・・・大猿になることがあったり・・・
旅を一緒にするキャラクターの構成が、日本のTVドラマ『西遊記』と似てることもあったり・・・
『西遊記』から完全に離れた作品ではありませんが、それまでの『西遊記』そのまんま作品とは異なっていたと思います。
そんな、『ドラゴンボール』・・・
今、世界で「孫悟空」と言えば、『ドラゴンボール』の孫悟空を思いうかべる人の方が多いじゃないですかね・・・。
今回の鳥山先生の訃報、中国政府も哀悼の意を示しており・・・
本家本元の孫悟空の中国でも、『ドラゴンボール』が政府レベルで認められていたのは凄いことだと思います。
かなり以前に、何かで読んだ話ですが・・・
『三国志(演義)』『水滸伝』『西遊記』については、中国人の思い入れが強く、外人(中国人以外)がこれらの作品を取り扱うことは望まれていない・・・みたいなことを読んだ覚えがあります。
そう考えると、鳥山先生に対する中国政府の哀悼の意は、本当に凄いことなんだと つくづく思いました。