国立公文書館・・・
内閣総理大臣が各省庁などから移管を受けた重要な公文書を、歴史資料として保存管理している独立行政法人。
昭和46年(1971年)創立、平成13年(2001年)4月中央省庁改編に伴い独立行政法人に移行。
8月18日に特別展示の終戦の詔書の原本を見に行きましたのは、前回の記事の通りですが・・・
展示されていたのは、常設展示コーナーの一角でした。
実は、常設展示には色々なものが展示されていまして、けっこう面白いですよ。
もっとも、実際の公文書は厳重かつ適切に管理・保管されており、展示物は精巧な複製のようですが・・・。
(国立公文書館ホームページより)
江戸ヲ東京ト称ス
慶応4年のもので、天皇が江戸で政務を執ることと、江戸を東京に改称する旨が述べられているようです。
微妙に遷都とは異なり、京都の方々が「日本の首都は京都」と言っているのは、その辺のことなんでしょうね。
民撰議院設立建白書
歴史の教科書で習った自由民権運動の文書です。
有名なところでは、板垣退助、後藤象二郎、江藤新平、由利公正、副島種臣の署名が見られます。
大日本帝国憲法
こちらも有名な歴史上の人物ばかり・・・
明治天皇の御名御璽、黒田清隆、伊藤博文、大隈重信、西郷従道、井上馨、山田顕義、松方正義、大山巌、森有礼、榎本武揚。
教育勅語
道徳的なことが記載されており、近年 再評価されている教育勅語です。
日清両国媾和条約別約
日清講和条約・・・下関条約です。
日露両国講和条約及追加約款
こちらは日露講和条約・・・ポーツマス条約です。
米国及英国ニ対スル宣戦ノ件
いわゆる宣戦の詔書です。
大東亜戦争終結ニ関スル詔書
いわゆる終戦の詔書です。
複製は常設展示室で常に展示されているようで、原本で見ることができなかった部分もここで見ました。
日本国憲法
そして・・・
平成の書、令和の書
令和の方はレプリカですが、平成の方は原本のようです。
平成の書は、DAIGOさん曰く、おじいさんの竹下登(元総理大臣)のところに飾られていたってやつですね。
その後に寄贈され、現在はこちらで保管されているようです。