ブルターニュ・・・
フランス北西部の歴史的地方名、旧州名。
現在もコート・ダルモール、フィニステール、イル・エ・ビレーヌ、モルビアンの4県を含む範囲の行政地域の名称として用いられる。
ブルターニュ半島を占める地方。
先週の金曜日、退勤後に国立西洋美術館に行ってきました。
金曜・土曜は、20時まで開館なんですよね。

このような企画展をやっていました。

憧憬の地 ブルターニュ
モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷
19世紀後半から20世紀はじめにかけ、モネ、ゴーガンら多くの画家たちがブルターニュ地方を訪れ、この地を描いているそうです。
19世紀末には、ポン=タヴェン派、ナビ派といったグループの誕生に関与しているそうです。
また、この地を訪れたのはフランスの画家だけではなく、日本からも黒田清輝、藤田嗣治といった画家が訪れたそうです。
この企画展では、そういった画家たちの絵を展示しています。
なお、この企画展では、一部の作品の撮影がOKです。
(もともと国立西洋美術館所蔵の作品が撮影OKなパターンが多いですが・・・)
そんなこともありまして、いくつかの作品を撮ってきました。
個人的に気に入ってるのはモネの作品です。
日本人はモネが好きですよね・・・
私も、その一人です。
また、個人的にはゴーガンも大好きで・・・

立体的ではなく、平面な感じで・・・色彩もはっきりとしていて・・・
こういうのも日本人は好きですよね。
こちらはドニの作品。
こちらも平面的な感じですよね。
色彩はこちらの方が明るいですが、個人的にはゴーガンの色彩の方が好きかな・・・理由はないのですが・・・。
こちらはシャルル・コッテという画家さんの作品ですが・・・
ブルターニュは海に囲まれているので海難事故が多く、こういった作品も少なくないようです。

画家さんの名は知りませんでしたが、見たこと有るような無いような気がして・・・
説明プレートを見たら、国立西洋美術館所蔵のものでした。
常設展で見てたのかもしれません。
日本人でいきますと・・・
こちらは黒田清輝の作品。

見たこと有るな と思ったら、アーティゾン美術館所蔵のもので・・・
アーティゾン美術館の常設展で展示されてるものだと思います。
こちらは久米桂一郎という画家さんです。
下の絵の説明には、ピサロのような絵と書いてありましたが、確かにピサロっぽい気がしました。
小杉未醒という画家さんの作品ですが、屏風画もありました。

ブルターニュの楽人、踊子を描いたものらしいです。
面白いですね。
ブルターニュ・・・
企画展のテーマとして、けっこう面白い切り口だったと思います。
また、夜間の国立西洋美術館ってのも良いですね。

<オマケ>
Google Map より ブルターニュの風景