石原慎太郎・・・
日本の作家、政治家。
ご冥福をお祈りいたします。
政治家としての石原さんは、よく目の当たりにしておりましたが・・・
作家としての石原さんについては、あまり存じ上げてないです。
『太陽の季節』で芥川賞を受賞し同作品の映画化で弟の裕次郎さんをデビューさせたことは有名ですが・・・
私の子供の頃、石原裕次郎さん自体は「太陽にほえろ」「西部警察」などのボス役であり、ある意味晩年でしたから・・・
そのお兄さんの慎太郎さんの作品を読もうとは思ったことはなかったです。
でも、私が大学生の頃、石原さんと盛田昭夫さん(ソニーの創業者)共著の『「NO」と言える日本』という本がベストセラーとなり、それを読んだ覚えはあります。
これは小説でなく、政治や経済に言及したエッセイで・・・
バブル期の頃の作品で、米国に対して政治的・経済的に主張が下手だった日本について言及したものでした。
あまり政治・経済に興味のない私ですが、友人に薦められて無理矢理読んだ気がします。
でも、目から鱗で、けっこう影響を受けた覚えがあります。
あと、5~6年ほど前になりますが、『天才』という小説も読みました。
これは私の父親から薦められて読んだ小説です。
と言っても、この作品は田中角栄を主人公とした作品で・・・
私の父親は田中角栄のファンなので、この小説を読んだようです。
もっとも、私の父親は政治家・田中角栄を評価していたと同時に、政治家・石原慎太郎も評価していたので、『天才』という作品は一粒で二度おいしい感じだったと思います。
これを機会にと言っては何ですが・・・
石原作品について読んでみたいと思います。