【ゆ】夢(ゆめ) | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

公辞苑(ハムじえん)【第二版】

吾輩の辞書には「不毛」という文字しかない!

特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

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①睡眠中に、いろいろな物事を現実のことのように見たり聞いたり感じたりする現象。視覚像として現れることが多いが、聴覚・味覚・触覚・運動感覚を伴うこともある。

②覚醒中に視覚的な性質を帯びて現われる空想や想像で、それに引き入れられて放心状態になるようなものをいう。

③将来実現させたいと思っている事柄。将来の希望。

④現実ばなれした願望。

⑤心の迷い。

 

 

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昨日の記事で、「夢のまた夢」という歴史小説を大晦日から読み始めたことを書きましたが・・・
 
 
それは、同じ作者による「下天は夢か」という歴史小説を年末までに読み切り・・・
その話の続きが「夢のまた夢」に当たるからです。
 
 
「下天は夢か」は織田信長を主人公とした歴史小説で、若き信長の時代から本能寺の変までを描いた作品。
 
「夢のまた夢」は豊臣秀吉を主人公として、本能寺の変の直後から秀吉の死までを描いた作品。
 
・・・と来ると、当然 徳川家康を主人公とした作品もあり、それは秀吉没直後から家康の死までを描いたもので、「乾坤の夢」という題名。
 
この三作品の題名に『夢』がついていることもあり、夢三部作と呼ばれていたそうです。
なお、作者は津本陽先生ですが、作品中の主人公の心理・情緒描写が少なく、ちょっと読みにくいところはあります。
だから、題名に『夢』がついていても、あまり心理的な描写は見られません。
 
 
 
「下天は夢か」は、私が高校時代の頃に日経新聞に連載されていた作品で、当時は新しい信長像を描いたとのことで、ベストセラーになっていましたが・・・
今、読み返すと、内容はそこまで新しいものでもなくなっています。
なお、信長や秀吉の話し言葉が名古屋弁らしき言葉になっており、そこはユニークです。