狩野派・・・
室町時代から明治に至る日本絵画史上最大の画派。
金碧濃彩と水墨を融合し、障壁装飾画や風俗画に新機軸を示す。
封建的な世襲制と強固な同族的紐帯を基本とした強力な作画機構を築き上げ、膨大な需要に応ずるとともに、400年の長きにわたって、近世画壇に君臨し続けた。
その歴史は、室町後期、始祖狩野正信が小栗宗湛の後を継いで足利幕府の御用絵師に任ぜられたことに始まる。
その後、元信、永徳、探幽らによって大成され、江戸時代に探幽ら一門が幕府や諸大名の御用絵師となる。
本日、池上本門寺に行ってきました。
最寄り駅の路線が、東急池上線で・・・
私にとって簡単に行ける大寺院の一つです。
ちなみに、池上本門寺は日蓮宗の大本山です。
狩野派の絵師などの作品が20点近く展示されていました。
現在、東京の美術館・博物館は軒並み臨時休館になっていますので、美術作品が見れるのは貴重です。
ちなみに、池上本門寺は、御用絵師狩野家の菩提寺になるそうで、始祖の正信以来、狩野家は熱心な日蓮宗の信者だったそうです。
それで、狩野派の絵師の作品を多く持ってるんですね。
大寺院って美術鑑賞できる穴場ですね。