和漢朗詠集・・・
平安時代中期の歌謡集で、二巻、藤原公任撰、1013年頃成立。
「和漢」とは和歌と漢詩文のことをさし、朗詠に適した漢詩文の秀句588首、和歌216首を収め、四季・雑に分け、それぞれをさらに細かく部類。
ちょっと前の平成の時分、五島美術館に行ってきました。
館蔵 春の優品展 和と漢へのまなざし
https://www.gotoh-museum.or.jp/exhibition/open.html
https://www.gotoh-museum.or.jp/exhibition/pdf/exhibition_catalog_haru2019.pdf
(2019/4/6~5/6)
この美術館の収蔵品のうち、和漢朗詠集と藤原公任に関連するものを展示しています。
古筆切の展示がメインでしたが・・・
個人的には、まだ こういったものの観賞の仕方は正直よく分かりません。
書というもの自体がよく分かってませんからね・・・。
(古筆;平安~鎌倉期に書かれた和様書道の名品)
(古筆切;古筆の断簡になったもの)
理解してるわけではありませんが、最近 和歌っていいなぁとは思うようになりました。
この企画展を見ててですが、漢詩もそれなりに凄いと思いましたが、自分も日本人だけあって和歌の奥深さの方がビシビシきますね。
世の中では「令和」で万葉集が流行ってるそうですが、自分も何かの和歌集で勉強してみようかな・・・。