和紙人形・・・
和紙を使った人形。
手漉きの和紙の永い伝統に培われてきた技術は、紙を柔らかく・堅く・厚く・薄く・強く・優しく・等々の色々な形に変えることができ、機械製紙では及びもしない使い方ができます。
その優れた素材を使っていろいろなものが出来上がります。
ちょっと前の記事で・・・
山形旅行で、山形県郷土館「文翔館」に行ったことを書きました。
(https://ameblo.jp/numach-team/entry-12435316376.html)
ここは貸しホールなどがありまして、イベントをやってることがあるようです。
実は、旅行中に行った際・・・
『紙神 東北の平和を祈った和紙人形展 三重と山形を結ぶ阿部夫美子の作品を集めて』という和紙人形の展覧会をやってましたので、拝見してきました。
阿部夫美子・・・
伊勢市在住の人形作家さんらしいです。
世界祝祭博・伊勢伝統ゾーンに五〇〇体ジオラマ制作、皇學館大學神道博物館に遷御の儀収蔵、鳥羽市戸田家遷御の儀と斎王群行二場面常設展示・・・といった履歴を持ってらっしゃるようです。
私が訪問した当日は、ご本人もいらっしゃってまして・・・
作品の方も撮影OKでしたので、ちょっとご紹介したいと思います。
日本の神話の世界を題材にしたものが多いようです。
伊弉諾尊、伊弉冉尊
天照大御神(和魂)
天照大御神(荒魂)、豊受大神
素戔嗚命
月読命
瓊瓊杵命
大国主神、少彦名命
倭姫命
倭建命
唯一神話と関係のない・・・松尾芭蕉
しかし、和紙を材料にこれだけのものを作るのはスゴイですね!
月読命が、とても美しいなぁと思いました。
神話では、あまり出番のない神様なんですけどね・・・。