【ひ】ピエール・ボナール(ぴえーる・ぼなーる;Pierre Bonnard) | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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吾輩の辞書には「不毛」という文字しかない!

特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

ピエール・ボナール(1867~1947年)・・・
フランスの画家。
19世紀末にナビ派の結成に参加。
その後浮世絵版画の強い影響を受け、「日本かぶれのナビ」と称され、以後室内情景などをテーマに親密派(Intimistes)と呼ばれるようになっています。
19世紀末にはほの暗い熱気のこもった作品を描いていますが、その後は色彩が明るくなり、光と色彩の乱舞する作風になっています。
 
 
 
 
11月17日(土)の怒涛の美術館・博物館回り・・・
国立新美術館で、東山魁夷 展を堪能した後は、同じ館内で開催されていたコチラの展覧会に行ってきました。

 
オルセー美術館特別企画 ピエール・ボナール
 
正直、名前は聞いたことあるような・・・ないような・・・
とりあえず、超メジャーな画家さんではないかと思います。

 

展覧会の内容は、こんな感じです。

 

画家さんの名前は聞いたことあるような・・・ないような・・・なんですが、作品はきちんと見た覚えがありました。

かと言って、凄いインパクトのある絵ってことでもないですし・・・

個人的に凄く気に入ったってわけでもないのですが・・・

何故かよく覚えてるんですよね・・・。

 

よく知らないのに、脳内に残ってる・・・

これって、ある意味スゴイですよね・・・

・・・なんか視覚的に来てるんでしょうね。

 

ちなみに、過去にナビ派展とかオルセー美術館展を見に行ってまして、そこで見た作品を覚えたてんだと思います。

それと、国立西洋美術館の常設展でも彼の作品が数点展示されてて、似たような絵を見たんだと思います。

 
 
今回の展示作品の中では、ランプに照らされた場所とその外を明暗を使って描いた作品数点と、明るい室内で描かれた裸婦像の数点が、個人的には気に入ってます。
 
 
 
 
 
そうそう・・・
この展覧会では、最後にVR(仮想現実)を利用した特別コーナーがあり、ちょっと面白かったです。
  ↓
部屋に、ピエール・ボナールの作品数点が画像で移されまして・・・
 
その一つに、スポットライト!
 
その絵が、実際の場所の写真に・・・
 
そして、その風景が広がり・・・
 
絵に描かれなかった風景も映し出されます。
 
それが、絵画風に転換されます。
 
・・・こんな感じで、数点の代表作の風景が映し出されるわけです。
 
そういう訳ですが・・・裸婦像ありますよね・・・
さすがに裸婦は写真化されず、バスタブや部屋が写真化されただけで・・・
写真化の際、裸婦は消されてしまいました・・・
・・・チッ。
 
 
 
国立新美術館で、二つの特別展を見たものですから・・・
出るころには、けっこう暗くなってましたね。