門・・・
夏目漱石の小説です。
「三四郎」「それから」「門」と言う三つの作品が、三部作と言われているそうで・・・
と言っても、一つ一つは自立した作品であり、主人公や作品の世界が異なるようです。
でも、「それから」は「三四郎」のそれからことであり・・・
「門」が「それから」のそれからのようです。
昨年の11月ころに「三四郎」を読んでみまして・・・
(https://ameblo.jp/numach-team/entry-12333321862.html)
それが面白かったので、「それから」と「門」も購入。
そして、「それから」も読み終えまして・・・
(https://ameblo.jp/numach-team/entry-12336915619.html)
一応、昨年中に「門」も読み終えました。
ちなみに、それぞれの作品についての内容ですが、新潮文庫の紹介文を見ますと、次のようにあります。
「三四郎」
熊本から東京の大学に入学した三四郎は、心を寄せる都会育ちの女性 美禰子の態度に翻弄されてしまう。青春の不安や戸惑いを描く。
「それから」
定職も持たず思索の毎日を送る代助と友人の妻との不倫の愛。激変する運命の中で自己を凝視し、愛の真実を貫く知識人の苦悩を描く。
「門」
親友を裏切り、彼の妻であった御米と結ばれた宗助は、その罪意識に苦しみ宗教の門を叩くが・・・・・。「三四郎」「そてから」に続く三部作。
「それから」のクライマックスが、ものすごく読み応えがあって良かったのですが・・・
「門」は期待させといて、何もなく終わっちゃった感じで・・・
モヤモヤって感じで終わっちゃいました。
途中途中は面白かったのですがね・・・。
それと、21章の最後の方の、門を通る人・通らない人の話は考えさせたれたました。
でも、モヤモヤです。
それと、昔は夏目漱石の作品をさほど読みたいと思ったことはないのですが・・・
この三部作を読んで、ちょっとハマりつつあります。
・・・歳なんですかね?