東京都美術館に行ってきました。
こんなのをやってます。
ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展
バベルの塔・・・
旧約聖書に出てくる巨大塔です。
人類が天にも届きそうな巨大な塔を建設しようとするのですが、これが神への挑戦と捉えられ、神はこの塔を倒壊するわけです。
その際、人類が一つの言語を使用してるので、こんなことを企むのだと思い、以降 人類はバラバラに各地に散らされ、別々な言語を話すように仕向けられたとの物語です。
まぁ、自分は46歳なわけですが・・・
我々の世代で行くと、「バベルの塔」と言えば、これになっちゃうわけです。
そうです「バビル2世」です。
アニメでは「バビルの塔」と言ってますが、原作の漫画では「バベルの塔」らしいです。
ちにみに、バベルの塔の大きさですが・・・
この展覧会の撮影OKコーナーに展示されてたものを見ますと・・・

東京タワーや通天閣と比較されてますが・・・
ひょっとしたら、東京スカイツリーの方が高そうですね。
東京スカイツリーは神の怒りを買って、壊されてしまうかもしれませんね・・・
もっとも、日本にユダヤ教徒やキリスト教徒やイスラム教徒は少ないので、気にする必要はないのかもしれませんが・・・。
さて、展覧会の方ですが・・・
このブリューゲル(ピーテル・ブリューゲル1世)の「バベルの塔」が目玉なわけですが・・・
他のめぼしい作品と言えば、ヒエロニムス・ボスの「放浪者(行商人)」「聖クリストフォロス」くらいで・・・
強いて言えば、あとはブリューゲルの版画くらいですかね・・・
あとの展示作品は、とってつけたようなもののような気がします。
(ちなみに、ヒエロニムス・ボスの作品は、ブリューゲルに影響を与えてます)
目玉の「バベルの塔」の描きこみの凄さは、会場の解説プレートや解説VTRで分かったのですが・・・
作品本体の実物の方は、‘人だかりができないよう歩きながら見てください’パターンで、じっくり見ることができません。
じっくり見たい場合は、‘ロープの張られた後ろから見てください’ってパターンで、細かい部分が見えないんですよね。
描きこみ凄さだけアピールしておいて、それを間近で見れないジレンマ・・・この展覧会って何なんでしょうね?
個人的には、やや消化不良の展覧会でしたが・・・
東京都美術館の展覧会って、企画や宣伝が上手く、「バベルの塔」展も一般のお客さん向けには上手いことやってるような感じはしました。
例えば、展覧会の会場の出口の外に・・・
漫画家の大友克洋さんによるバベルの塔の内部まで書いた「INSIDE BABEL」が展示されていたり・・・
東京都美術館の近くにある東京藝術大学で、コラボ企画をやってまして・・・
「Study of BABEL」(http://www.geidai.ac.jp/news/2017041456149.html)という企画をやってました。
構内にあるお店で、軒並み「バベル盛り」なる大盛りの食べ物・・・。
あと、行ってませんが、こんなコラボ企画もあるようです。
ちょっと やり過ぎ感が・・・
ちなみに、ブリューゲルの「バベルの塔」という作品は、もう一つあるそうで・・・そちらの方が大きくて見ごたえがあるそうです。

