【う】うれしいひなまつり | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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吾輩の辞書には「不毛」という文字しかない!

特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

季節がらスーパーなどに行くと、「うれしいひなまつり」が流れてますね。

 

あかりをつけましょ♪ぼんぼりに~♪・・・

 

この歌です。

スーパーで、何故か耳に残る部分が、二番の歌詞の・・・

 

・・・お嫁にいらした ねえさまに~♪よくにた官女の白い顔♪

 

個人的には、ここが何故か、耳に残ります。

 

この歌詞を聞いて・・・

てっきり、我が家の兄のとこに嫁いできたお嫁さんの顔が官女に似てるものだと思っておりました。

 

ひな人形って どれも同じような顔なのに、女雛ではなく、官女に似てるって・・・

お嫁さんのことをディスってるな・・・

いや、お嫁さんを官女(宮に仕える女性)に例えるって・・・

ひょっとして、お嫁さんは名家に嫁いでしまった身分違いの女性なのかも・・・

きっと、一族の者は座敷でご飯を食べてるのに、お嫁さんだけ台所の片隅で粗末なものを食わされてる・・・・

 

そんな妄想をしてしまいましたが・・・

調べてみますと、「お嫁にいらした ねえさま」って、お嫁に行ってしまったお姉さん(実姉)のことらしいです。

 

この歌の作詞家はサトウハチローさんですが・・・

そのサトウハチローさんの姉が18歳で嫁ぎ先が決まった矢先に、結核で亡くなってしまったということがあったそうです。

そのお姉さんへの鎮魂歌が「うれしいひなまつり」のようです。

 

嫁をディスった歌ではなく、姉への鎮魂歌ということで・・・たいへん失礼いたしました。