11月3日~6日に有給を使いつつ、4連休にしました。
宿を岩手県北上市に取りまして、そこを拠点にして・・・
前九年の役から奥州藤原氏滅亡までを描いた作品「炎立つ」(NHK大河ドラマ)の舞台となった岩手を観光することに決めました。
初日は移動で時間を費やしてしまったため、宿から遠出しないで
北上をチョロっと回ることにしました。
実は、2014年の春に北上には来てまして・・・
http://ameblo.jp/numach-team/entry-12105293007.html
まぁ、今さらのような気もしましたが・・・
それと、「炎立つ」っぽいスポットはなかったような・・・。
まずは、北上市ということで北上川へ。
大きな川で、雄大で、良い眺めです。
流域面積で行くと、日本で4番目らしいです。
ピィーヒョローと鳴いていたので、トビだと思いますが、猛禽類も近くで飛んでいました。
橋とかに上がってみると、本当に近くでした。
川と空を見ていて、飽きないです。
大きな川なので、ボートの練習なんかも見られました。
北上市と言えば、展勝地が有名です。
桜の名所で、北上川に沿って2㎞くらい桜が植えられています。
まぁ、この時期ですから、桜は・・・ねぇ・・・
でも、桜の紅葉もなかなかなものです。
北上川の展勝地の逆側に、川岸観音堂というお堂がありましたので、たまたま寄ってみました。
ここの説明看板を見てみますと・・・
源頼義が安倍正任(貞任の弟)を攻め、城などが焼けてしまい、この地が荒廃したため、観音堂を建立したそうです。
ここの御本尊は、源義家(八幡太郎)の守り御本尊ともいわれてるそうです。
「炎立つ」スポットありましたね!
第一部は、前九年の役・・・源頼義・義家父子と安倍一族の戦いが舞台でしたからね。
また、街中にある諏訪神社にも行ってみました。
(以前にも行ってますが・・・)
その名の通り、諏訪大社の建御名方神を勧請して祀った神社です。
勧請して建立したのは、坂上田村麻呂です。
そして、源頼義が安倍頼時(貞任の父)を攻める際に、ここで祈願し、修築を行ったそうです。
ここも、「炎立つ」スポット!
しかも、坂上田村麻呂って、「炎立つ」の前史になる阿弖流為(アテルイ)と朝廷の戦いの時の将軍です。
小説「炎立つ」の作者は、阿弖流為を主人公にした「火怨」という小説も来てまして、これもNHKのBSでドラマになってます。
ということで、初日にチョット回ったところも「炎立つ」と関係あるところがありました。