国立新美術館に行ったと書きましたが・・・
乃木坂が近くにあったものですから、行ってみました。
なんか乃木坂って言うと、某アイドルグループが思い起こされますが・・・
そんな浮ついたとこでないような気がします。
その乃木坂がコチラです。
ちょうど乃木坂陸橋の上から撮ったとこです。
もともとは「幽霊坂」と呼ばれた坂なんですが・・・
この近くに明治の陸軍大将の乃木希典の邸宅があり、乃木大将の死を悼み「乃木坂」と改名されたそうです。
と言うことで、坂の脇には旧乃木邸があります。
陸橋から行くと、煉瓦造りの建物が見えます。
この奥が旧乃木邸です。
実は、煉瓦造りの建物は厩舎の外観でして・・・
実際には、その内部の厩舎はこんな感じです。
煉瓦造りの厩舎に対し、乃木大将の住む邸宅は平屋建てで・・・
将官が住むには質素との評判があったそうです。
それが下の画像です。
ちなみに邸宅前には、乃木と辻占売りの少年の像があります。
辻占と言うのは、占いを記した紙切れのようなものらしいですが・・・
この少年はそれで一家の家系を支えてたようでして、それを知った乃木は少年に大金を与えたそうです。
これに感激した少年は、努力をして名を残すような人物になったとのエピソードがあるようです。
この邸宅は、明治天皇の大葬の日に乃木夫妻が殉死した場所でもあるそうです。
この殉死により赤坂区議会で「乃木坂」へとの改称が決議されたそうです。
旧邸宅の下には乃木神社があり、乃木が祀られてます。
司馬遼太郎の「坂の上の雲」では酷評されてる乃木ですが・・・
そうではないとの意見も多くあります。
実際は、どうなのでしょうか?
関係ありませんが、NHKドラマの「坂の上の雲」の柄本明の見た目は、乃木希典ぴったしのような気がします。