法隆寺と言えば・・・
聖徳太子ゆかりのお寺で、現存する世界最古の木造建築物として有名ですよね。
残念ながら、その法隆寺そのものは行ってないのですが・・・
東京は上野の東京藝術大学大学美術館にて、法隆寺展というものをやっていましたので行ってみました。
法隆寺 祈りとかたち
東日本大震災復興祈願・新潟県中越地震復興10年を目的に開催されてるようです。
すでに仙台で開催済みで、東京の後には新潟で開催予定のようです。
復興を祈るということで、法隆寺の寺宝が惜しげもなく展示されてます。
また、法隆寺と東京美術学校(東京藝術大学の前身)の関わりも深いようで、日本近代美術家による法隆寺・聖徳太子に関する作品も展示されてます。
圧巻は国宝の毘沙門天立像と吉祥天立像です。
全体像もきれいですが、パーツパーツの細かいところにも見とれてしまいました。
おそらくお寺に安置されてる際には不可能だと思うのですが、ここで展示されてる間は360度どの角度からも観賞することができますので、そこがお得だと思います。
また、金堂壁画の模写が展示されてますが、こちらも迫力のある大作品ですので、見ものです。
法隆寺の金堂にあった壁画は美術的な価値のあったものですが、戦後に火災により焼失してます。
そういったことで、現在は模写したものしかないのですが、模写でも迫力があります。
この特別展の会場とは別に、大学のある建物でデジタル再現をした壁画の画像・フィルムも無料で公開されてますので、そちらも合わせて行くとおもしろいです。
まぁ、本当の法隆寺もいつか行ってみようと思います。