東京国立博物館(トーハク)に行ってきました。
毎年ですと、1月初めに行くことが多いんですが・・・
今年は、2月1日が初訪問になりますね。
で、今年初めてのトーハクで見た展覧会はコチラです。
クリーブランド美術館展
http://www.nichibisai.jp/cleveland/feature/index.html
http://www.nichibisai.jp/images/cleveland_list.pdf
人間国宝展
http://www.nichibisai.jp/ningenkokuhou/feature/index.html
http://www.nichibisai.jp/images/ningenkokuhou_list.pdf
二つもやってるんですよ!
それぞれ別で見ると1000円なんですが、共通券を買うと1600円何ですよ!
これって、お得でしょ!
・・・と言いたいとこですが、それぞれの展示スペースはいつもの特別展の展示スペースの半分ずつ。
まぁ、二つ合わせて、いつもの特別展と同じスペースなんで、料金的にもあまり変わりなかったりします。
クリーブランド美術館展の方は、その美術館所蔵の日本の美術品を中心に展示されてました。
一番最初に展示されてた「雷神図屏風」(「伊年」印)が面白かったです。
よく見る俵屋宗達と似たような構図の絵なんですが、雷神の顔が獣のようなんですよ・・・しかも漫画チック。
これは見てみると、いいです。
また、「大空武左衛門像」も面白かったです。
江戸時代後期の熊本藩お抱え力士の武左衛門さんの絵ですが、2m強あった人で・・・
絵を見ると、明らかに末端肥大症(成長ホルモン過剰)の方のようです。
ジャイアント馬場に似てます。
また、日本の美術品以外に、中国の美術品や、モネ、ルソー等の西洋画も少々展示されてました。
ちなみに、博物館に来るお客って、美術館に来るお客と若干違うようで・・・
西洋画の見方が違うんですよね・・・絵と言うより、資料を見るような見方をする人が多かったです。
さて、人間国宝展の方もなかなか良かったです。
いろいろなものが展示されてましたが、その技術、美しさ・・・
詳しいことは分からないのですが、分からないなりに息を飲んでしまいました。
当然ですが、特別展の展示物は撮影できないので、提示できないのですが・・・
今回は、常設展の方で、この二つの特別展とのコラボ的なものが展示されてました。
一つは、「人間国宝の現在」という展示で、現在の方々のものが展示されてます。
こちらは、写真撮ってもOKなんですよね・・・
・・・それが不思議。
また、普通に展示されてる「日本美術の流れ」の中の中から、こちらが面白いです。
深江蘆舟の「蔦の細道図屏風」というものですが・・・
同じものがクリーブランド美術館展でも、展示されてるんです。
こちらは、写真撮ってもOKなんですよね・・・
・・・それが不思議。
他に作者は違いますが、「融通念仏縁起絵巻」など比べてみると面白い作品がありました。
このコラボ企画(?)・・・
やるな!トーハク!