【と】東京国立博物館(とうきょうこくりつはくぶつかん) | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

公辞苑(ハムじえん)【第二版】

吾輩の辞書には「不毛」という文字しかない!

特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

東京国立博物館(トーハク)に行ってきました。

http://www.tnm.jp/

 

毎年ですと、1月初めに行くことが多いんですが・・・

 

今年は、2月1日が初訪問になりますね。

 

 

 

で、今年初めてのトーハクで見た展覧会はコチラです。

 

 

 

 

クリーブランド美術館展

 

http://www.nichibisai.jp/cleveland/feature/index.html

http://www.nichibisai.jp/images/cleveland_list.pdf

 

人間国宝展

 

http://www.nichibisai.jp/ningenkokuhou/feature/index.html

http://www.nichibisai.jp/images/ningenkokuhou_list.pdf


DSC_0167.JPG

 

 

 

二つもやってるんですよ!

 

 

 

それぞれ別で見ると1000円なんですが、共通券を買うと1600円何ですよ!

これって、お得でしょ!

 

・・・と言いたいとこですが、それぞれの展示スペースはいつもの特別展の展示スペースの半分ずつ。

 

まぁ、二つ合わせて、いつもの特別展と同じスペースなんで、料金的にもあまり変わりなかったりします。

 

 

 


クリーブランド美術館展の方は、その美術館所蔵の日本の美術品を中心に展示されてました。

 

 

 

 

一番最初に展示されてた「雷神図屏風」(「伊年」印)が面白かったです。

 

よく見る俵屋宗達と似たような構図の絵なんですが、雷神の顔が獣のようなんですよ・・・しかも漫画チック。

これは見てみると、いいです。

 

また、「大空武左衛門像」も面白かったです。

 

江戸時代後期の熊本藩お抱え力士の武左衛門さんの絵ですが、2m強あった人で・・・

絵を見ると、明らかに末端肥大症(成長ホルモン過剰)の方のようです。

ジャイアント馬場に似てます。

 

また、日本の美術品以外に、中国の美術品や、モネ、ルソー等の西洋画も少々展示されてました。

 

ちなみに、博物館に来るお客って、美術館に来るお客と若干違うようで・・・

西洋画の見方が違うんですよね・・・絵と言うより、資料を見るような見方をする人が多かったです。

 

 

 

さて、人間国宝展の方もなかなか良かったです。

 

 

 

 

いろいろなものが展示されてましたが、その技術、美しさ・・・

 

詳しいことは分からないのですが、分からないなりに息を飲んでしまいました。

 

 

 

当然ですが、特別展の展示物は撮影できないので、提示できないのですが・・・

 

 

 

今回は、常設展の方で、この二つの特別展とのコラボ的なものが展示されてました。

 

 

一つは、「人間国宝の現在」という展示で、現在の方々のものが展示されてます。

 

 


DSC_0169.JPG

DSC_0170.JPG

こちらは、写真撮ってもOKなんですよね・・・

・・・それが不思議。

 

 

また、普通に展示されてる「日本美術の流れ」の中の中から、こちらが面白いです。

 

 


DSC_0186.JPG

深江蘆舟の「蔦の細道図屏風」というものですが・・・

同じものがクリーブランド美術館展でも、展示されてるんです。

こちらは、写真撮ってもOKなんですよね・・・

・・・それが不思議。

 

他に作者は違いますが、「融通念仏縁起絵巻」など比べてみると面白い作品がありました。

 

 

 

このコラボ企画(?)・・・

 

 

やるな!トーハク!