【い】石巻(いしのまき):~仙台を中心とした旅⑥ | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

公辞苑(ハムじえん)【第二版】

吾輩の辞書には「不毛」という文字しかない!

特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

GW連休後半に仙台周辺旅行に行ってきました。

2日目は石巻へ。

石ノ森萬画館に行きましたが、それだけではもったいないので・・・

知識もないけど、適当に散策して見ました。

 

 

まず、萬画館のすぐ目の前に、気になる建物が・・・

 

 


公辞苑

覆いに囲まれてますが、間から見たところ・・・

瓦の建物に十字架があり、教会のようでした。

後日調べたら、旧石巻ハリストス正教会教会堂とのこと。

明治に建てられた日本最古の木造教会のようです。

もともとは別な場所にあったらしいですが、宮城県沖地震(今回の震災ではないです)後に この地に移築したようです。

現在は宗教施設ではないようですが、震災のため修復中です。

きれいな建物なので、復旧をお祈りします。

 

 

この教会や萬画館は旧北上川の中州の中にありますが・・・

 

 

その中州の北端は、このような模様。


公辞苑

見づらいかもしれませんが、石塔か何かのようなものがあったらしく、崩れたままになっていました。

後日調べてみましたが、何があったのかは不明です。

 

 

中州を出て、川の西岸を歩いて北上してみました。

 

 


公辞苑
公辞苑

震災の爪後はまだまだ残っており、向こう側は立ち入り禁止のようです。

 

 

川沿いに歩いていると、橋のかかった小島が見えてきました。

 

 


公辞苑

そちらに近ずくと、神社がありました。


公辞苑

これも後の調べでは、大島神社と呼ばれる神社とのことです。

延喜式神名帳と呼ばれる平安中期の官社一覧に載ってる古い神社です。

ここは住吉神社とも呼ばれてたそうで、ここの周辺の敷地や小島を含めて、住吉公園として整備されてたようです。


公辞苑

ただ小島へは渡れないように、堤防でブロックされてました。

どうも震災前は渡れたようですが、危険なんでしょうね・・・このようになってました。


公辞苑

また、その小島の先には松がありましたが、おそらく海水を吸ったためが枯れていました。

震災前は立派な松だったと思われます。

また、後日知ったのですが、松の向こう側に巻石と呼ばれる石があるそうです。

この石の名が、石巻の地名の由来とのことです。

事前に知ってれば、写真を撮ったんですが・・・。



さて、よく場所も分からないまま、石巻駅の方向らしき方へ歩いてみました。

すると、また教会が!


公辞苑

石巻ハリストス正教会の看板があったので、その教会であることが分かりました。

石巻ハリストス正教会・聖使徒イオマン聖堂というらしいです。

後で調べた情報ですが、萬画館の前にあった旧聖堂はここにあったらしいです。

よって、ここに現在あるのは2代目になるようです。

個人的には、キリスト教自体は好きではないのですが、正教会の建物はいい雰囲気のものが多いような気がします。

建物は好きですね。

 

 

この後に、駅前近くまで着いたのですが、そこから見える小山の上に神社があったので、それを見てみることにしました。

 

 


公辞苑

鳥屋神社というみたいですけど・・・

山上・・・階段数が多い・・・


公辞苑

山上にはこのような社殿等がありました。

後からの情報によりますと、鳥屋神社は先程も述べました延喜式に載ってる神社のようです。

ただ・・・その鳥屋神社は、別な場所にある鳥屋崎神社という神社が該当するという説もあるそうです。


公辞苑

神社は羽黒山という山の上にありますが・・・

上の画像が山上からの街の眺めです。

震災報道で目にしたような気のする風景でした。

 

亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

 

 

 

 

その後、駅前で実家送付用のお土産を買って、バスで仙台へ帰りました。

 

 

 

お土産を買うことくらいしか、役に立たなくて、申し訳ないです。

また、ご機会がありましたら、もっといろいろ調べて、ゆっくりと訪問したいと思います。

 

 

2日目の観光は、これにて終了。