【え】円空(えんくう) | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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吾輩の辞書には「不毛」という文字しかない!

特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

昨日は、上野の東京国立博物館に行ってきました。

2週ほど前に、「書聖 王羲之」展に行き、それをブログに書きましたが・・・

その際に、興味のある展覧会が2つある旨を書いたと思います。

今回は別な方の特別展「飛騨の円空」展に行ってきました。

http://enku2013.jp/

 

 

円空さんは、江戸時代初期に美濃に生まれ、お坊さんとなった人ですが・・・

生涯12万体の仏像の造像を発願し、全国行脚をし、これを成就させたそうです。

 

仏像と言っても、材料をそのまま活かして、荒削りで彫り上げていくもので、中にはかなりディフォルメされたものありました。

ただ柔和な微笑みのもの多く、こちらも何となく微笑ましくなっていく次第です。

一般的に、円空仏と呼ばれてるそうです。

 

この展覧会が開催されてるためか、いろいろな雑誌(美術雑誌等)でも特集が組まれてますね。

そういうところで掲載されていた仏像もあり、「おお!!」となってしまいました。

また秘仏と言って、何年に1回しか開帳しないような像も展示されてました。

 

展示スペースは広くないものの、逆に気軽に見れて良かったです。

1時間くらいで見終われるので、「書聖 王羲之」展と合わせて見に行ってもよいですし、常設展をゆっくりと見に行ってもよいかと思います。

 

ちなみに特別展の円空仏は撮影不可ですが・・・

常設展にも1体の円空仏が展示されていまして、それは撮影可能です。