おだわらぐらし -2ページ目

おだわらぐらし

縁あって暮らす事になった相模の国 小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わいたいと思います

では曾屋神社へお参りしましょう。


(↑消防団の車庫前、通過中ー)
↓あ、石造りの鳥居が見えてきました。



↑鳥居の先に「右矢印」右をさす矢印_。これは 石段を上れ、という事???

石段の上には「秦野護国神社」がありました。




↑大正の頃の物でしょうか デコラティブでモダンな感じの狛犬ですね?
↓鳥居を潜って右手_

四つ足の灯籠? いや火袋が無い・・・。

↑屋根付きの手水舎でしょうか?(臼の様に見える水盤?の上に まるで 水を滴らせるポイントのような出っ張りがあるのも面白い。意匠としては龍かな?)

↓こちらが社殿。

屋根の上に宝珠。造りがお寺のお堂風です。左手に石塔も見えるし 裏の駐車場からは お堂の側面に花頭窓がついているのも確認できました _もしかして 今神社が建つところには元々お寺があって これはそこに付属するお堂だった、とかかな? もしくは 他の場所にあったお寺のお堂をここに移した~? (明治時代にお寺を神社にした~というのはよく聞く話ですが、曾屋神社の建つ場所にお寺があったという記録は ネットでは拾えませんでした。)

説明板。

↑興味深い事に この社は「昭和28年6月1日」つまり、戦後、占領解除の翌年に建てられているんです。(占領軍の統治下では英霊を祀れなかった、のでしょうね?)/ 建屋についての説明も書かれているとよかったのだがなあー・・・

(戦後占領軍に忠魂碑の撤去を命令され お寺で位牌を守る事にした例~ を聞いた事があります。もしかして この社が仏教のお堂風である事のバックにも そんな「ストーリー」があったりしないかしら?)

お参りいたしましょう。


ありがとうございました。


本殿の方へ坂を上っていたら_

道脇に 古い石祠 道祖神 庚申塔 神名の刻まれた石柱 などが置かれていました。



↑役目を終えた石造物さんたち、ありがとうございました。ゆっくりお休み下さい。

で、坂を上り切って 社殿を見て気づいたのですがー・・・

今上ってきた道は 正式な参道じゃなかった、んですねー。(拝殿前の石畳が 正しい参道でしょうから)/ 又やってしまったー^^;)(よく失敗します)

本当の鳥居を見なくちゃ。

_という訳で 上がってきた坂を下ります_

↑上がって来る時には気づかなかった大きな石碑。
↓「大正九年八月建設/秦野町在郷軍人分會」と彫られています。ってこれは 裏面ですよね?


坂を下り切ってから改めて見てみると_


↑「忠魂碑」でした。(石段前にはチェーンが張られていましたが、奥の石碑前には花や水が供えられていました。)

少し南へ進むと_ 黒光する立派な鳥居が現れました。

では改めてお参りいたしましょう。/ つづく