相模人形芝居「下中座(シモナカザ)」のワークショップに参加してみました 於-甘柑荘 | おだわらぐらし

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6月20日(土)は、甘柑荘三淵忠彦邸)で行われた 相模人形芝居「下中座」(国指定重要無形民俗文化財)のワークショップに参加させて頂きました。(午後二回開催 募集人数各回20名 参加費無料!⇒


(↑生憎の雨。荷物の運び入れ、大変だった事と思います。)

「下中座」のお芝居は三の丸ホールで何度か拝見していますが 人形を間近に見られるのは せいぜいエントランスでの人形たちの「お手振り」サービス時位。それが今回は 間近 どころか 触らせてもらえるというので ワクワクしながら伺いました。

↑玄関で手を振って参加者を迎えてくれた「赤姫(=お姫様役の人形)」。

尚、今回 甘柑荘が会場となったいきさつについて 前座長(現顧問)-林美禰子(ミネコ)さん(←2018年のタウンニュースにリンク)が 開会挨拶の中で こんな事をお話しになりました_。

(↑人形の カシラ を持つ林さん。)
林さんのご主人様は法律関係の本を執筆なさっているそうですが 資料として三淵忠彦さんとその周辺の方の「書簡」を読むうち、戦後 日本が民主的な国家として生まれ変わるにあたって こんなにもご尽力下さった方達があったのか と感動なさり~、
そこから三淵さんの曾孫さん(甘柑荘管理人のお一人本橋さん)との交流が始まり、生前の三淵さんが「文楽を好まれた方だった」と知り~、
ご縁を感じられたそうです。
更に『タウンニュース』から話がありして~
このワークショップが企画され 実現に至った~、との事でした。(へー)
又林さんは三淵さんと甘柑荘についても 参加者に詳しくお話で、 今回甘柑荘は単に会場になったというだけではなく 「コラボ」と言えるかも、と感じました。

さて、ワークショップは まずレクチャーから始まりました。

江戸時代に始まった人形芝居の人形は 当然ながら「全て天然素材」で作られています。
↓「ではここでクイズです。髪の素材は何でしょう?」

↑答えは「ヤクの尻尾」_でした。(へー)
↓「バネには鯨の鬚が使われていました。さて、鯨の鬚は鯨の~ 上あごについているでしょうか それとも下あごについているでしょうか?」

↑答えは「上あご」。
↓人形のカシラを作る時は まず木で「頭部」を作り~

それを まっぷたつ に割って、 中に「仕掛け」を入れるそうです。

そして、仕掛けを仕込んだ後は 又貼り合わせて「仕上げ彫り」をするー。(へー)

↓手元に回って来た頭_前。



(↑からくり部分。糸(←絹)を引いて操作します。)
↓後ろ。



↓赤姫登場。


↑存外見る機会の無い後ろ姿。(「主遣い(オモヅカイ)」さんは 帯の下に開けられた穴から左手を入れて人形のボディーと頭を操作します。)

一体の人形は 三人で操作します。(「主遣い」が「右手」と「ボディー」、「左手遣い」は左手だけ。両足は「足遣い」さんが担当します。) 左右の手は違う人が担当するのだから 「合わせる」のは結構大変な事、のよう。

(↑左は「若男」、右は「はだか人形」と呼ばれる着物を付ける前の人形。/同じ動作をさせる事で操作の「分担」を 見せています。)

(↑左手遣いさんがお人形の左手を 差金という棒で操っているところ。)
さて、足遣いさんが「小さくなって動かなければならない」事にお気づきだと思います。この問題を解決するための道具がこちら_舞台下駄。

↓はくと こんな感じに。

(↑高いものだと40cm程もあるそうなー)
↓動画。

(↑左右の手の動きに注目してご覧下さい。)

↓髪結いパフォーマンス


↓最後に髪を振り乱すシーン「髷さばき」。
↑ほどくのは一瞬。でも実は結構「手間と時間」のかかる仕掛けだと知りましたー。

お人形達勢揃い。



さてここからは 参加者達の「体験」タイム。
堅苦しさはなく、それぞれが 自分の興味あるお人形の所へ行き 間近に見たり、触れさせてもらったり しました。

↑「はだか人形」。仕組みがわかっておもしろい。
↓赤姫。重い!(といってもお姫様は3キロ程。/武者だと甲冑をつけるので「やはり男の人でないと操作は難しいんですよねー」との事でした。)


↑操作は難しいけど 美しいお人形を間近に見られ 大満足!
↓禿(カムロ/太夫付きの少女)の髪飾りも可愛かったー。

↓そうそう、お姫様のお人形には「足」はないのですが、なんと 禿には足がついてました!



(↑「足遣い」さんは かかとの取手を持って操作するんですね?)

↓人形の内掛けは 存外大きく、大人でも羽織れる程でしたよー。(もちろん 腕は出てしまうんですけどね)

↓お人形と記念撮影も撮らせてもらえました。


とっても楽しく、又 沢山の「学び」のあるワークショップでした。
参加できてラッキーでしたー!

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↓亭主がサクっと50秒にまとめました~。


↓頂いた季刊誌『下中座だより』。(3か月に一度発行されているそうです。)

(紙質も良く 美しい季刊誌。どこでもらえるのでしょう? ちょっと気を付けておりましょう_。)