http://www.0465.net/omise/sangetsu/index.html?CATEGORY=118
↑去年、小田原に引っ越す前からこの「0465.net」の「山月」の頁の美しい画像に憧れていたnumabe一家。
9月に引越し、落ち着いたら お訪ねしようと思っていたのにー
「山月」は去年11月に閉館。
「これだけの建造物が 鉄柵の向こう、だなんてー、もったいないー」
「カムバーック 山月!」
・・・と思っていた、のですが
先日 亭主がバイクで山月の前を通ったら
門の鉄柵は取り外されており、

↓こんな張り紙が。

おお すると 営業を再開しておられるのだな?
さっそく予約を!
と そういう訳で、大変長い前置きになりましたが、
今日、念願の「山月・旧大倉男爵別邸」に行って参りました。
門をくぐってから玄関まで 長い長いアプローチが続きます・・・。

↓途中には滝まで。

↑「志ら雲の瀧」だそうです。横には伊藤博文の命名碑も
更に行くと(やっと?)
坂の上に旅館の建物が見えてきました↓

↓こちらが入り口になります。

↓長ーい廊下。
「ごめんくださーい!」(←かなり大きな声で^^;)
返事がないので 勝手に上がると、廊下の途中に「受付」がありました。
(珍しい造りのような・・・)

↓通されたのは 南西の角の部屋。
三方に窓があり、木々に囲まれた深山のお堂に入ったよう。
(落ち着くのなんの^^)

↓北には床の間がありますが、男爵はこの床の間を椅子代わりにして この前にテーブルを置いてらしたそうですよ。
そそ、床の間の左に小さなドアがありますね?
武者隠しのようですが 雪隠(トイレ)でした(^^;)

では 頂きます!

目にも舌にも美味しいお料理の数々。

御飯はミニ海鮮丼でしたよ。

デザートつき。
↑どれもみんな おいしかったですー♪
これで3500円。(もちろん場所代+税サ込み^^)
自信をもってお接待に使えます!
因みに、今回のこの3500円の会席、というお膳は メニューとしてはありません。
実は 予約の電話をした時 前出の「0465.net」のメニューの頁を見ながら「3500円の会席を頂きたい」って言ったのです。そしたらお店の方が _ 「実は私ども 前の山月さんと そこまでの引継ぎをしておりませんので 3500円の会席料理がどういう内容かわからないんです。 予算3500円のお昼食、という事で承らせて頂いていいですか?」
(なんと! 山月さんは オーナーさんが変わっていたんですねー。と 驚きつつも・・・)
「はい、それで結構です、よろしくお願いします。お訪ねするの楽しみにしてますー^^」チン
そーかー そーだったんだー ふーむー
電話を切ってから 訳もなく暫し不思議な余韻にひたりました^^;
経営者の交代については 今日仲居さんから改めて聞きましたが__
今年1月にはとりあえずバトン・タッチしていた、そうです。が、修理に時間がかかり すぐには営業ができなかった、のだとか。(4月からまず食事のみの営業を始め、宿泊は5月から受けていた_そうです)
いや、何はともあれ 営業再開はめでたい。
旧大倉男爵別邸は 小田原の宝の一つですからね。
長くなったので、建物については 別項で改めて・・・(つづく)