弘前の「旧東奥義塾外人教師館」 | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

市役所屋上展望所から下りた後はー・・・

(↑桜の後ろの煉瓦調のビルが市役所です。)

すでに暗くなりかけていましたが、がんばって(?)かけあしで 弘前の洋館を見学しました。(弘前には素敵な洋館が沢山残っているのです。)

まず行ったのは、市役所の屋上からすぐ下に見えたあの 可愛い旧図書館、、、

_ではなく その奥(東)に建つ、

旧東奥義塾外人教師館」。(東奥義塾(トウオウギジュク)は藩校「稽古館」の流れをくむ 明治5年(1872)開校の 東北で一番古い私立校で 現-追手門広場附近にあったそう。外人教師館は明治23年(1890)に その敷地内(つまり ほぼ現地点) に建てられたといいます。/ただし 今の建屋は明治36年(1903)に建てられた「二代目」。)

なぜならここの1Fにアップルパイが美味しい事で知られるカフェ「アンジュ」が入っているから。






_だったのですが 残念 アップルパイはすでに「完売」でした。しかも くるっと回ってからせめてお茶でも と思ってたのに 戻ったら「閉店」してましたー。。。


(↑ぼけぼけ...すみません)

_と それはともかく「旧東奥義塾外人教師館」自体もおもしろく素敵な建屋でした。

(↑作り付けの下駄箱って 建築当所から「外人英語教師(メソジスト派の宣教師が兼任)」のために作られてたんでしょうかね?/元々は階段下納戸(カボード)だったり、とか?)

二階に上がります。




(↑丸い陶製のスイッチ。可愛い~)

廊下に この家に住んだという宣教師 アレキサンダー 一家の写真がありました。




廊下の先には(相談室風に作られた_)北東角の「子供部屋」。

↓その南。リビング&ダイニング風の展示になっていますが「主寝室」。


↑東の出窓のは造り付けのベンチ。
↓南向きの「書斎」。

デスクの前に ダイニングテーブル?

書斎の西の「ベランダ」となっているところにはブランコが下げられていました。アレキサンダー家には小さな双子の子供達がいたようです。ここで仲良く遊んでいたかな?

ドアの向こうは「物干し場」だったそう。

北西の角部屋は館内案内図では「展示室」となっていました。

~とこんな感じで館内は 明治時代の外国人教師(宣教師)がここでどのように暮らしていたか (うっすらとながら)想像できる復元・展示になっていましたがー

↓1Fの御手洗を見て「これは違うんじゃ?」と感じました^^;


ともあれ、面白うございました。


_続いては
旧弘前市立図書館へ行ってみましょう。