
(↑ダムの駐車場脇に建つ 白丸ダム 魚道管理棟 / 本当はここも見学したかったのですが (特に螺旋階段を!) 残念ながら中を見られるのは「土日限定」との事で・・・)))
↓管理棟横に建つ 魚道の説明板。

(↑上流で産卵する遡上系の魚_ アユ ヤマメ サクラマスを対象として設けられた魚道ですが 他の魚の遡上も確認されている~ との事。)

(↑ダムの下まで来た魚たち、ほぼ「ヘアピンカーブ」並に引き返さねば見つからない魚道の入口に うまく入れるのかなあ?)
↓散策まっぷ。(下が北)

↑今回の私達の散歩コースは、「現在地」から白丸ダムの上を歩いて多摩川右岸に渡り、川下の「鳩ノ巣渓谷」でお昼。左岸を歩いて現在地に戻ってくる~というものです。
ではまず 眼下に見えるダムまで下りましょう。




駐車場の前から始まるダムへの道。





↑ん? モノレールの軌道? もしかして 土日はこれで観光客をダムまで運んでくれる? のかと思いましたが、違いました^^;)

↑このレールは ダムにたまった流木などのゴミを 上へ運び上げるために設置されたものだったのですー。
↓尚、これが 次の作業日に運び出される予定の ゴミ 達...。

通路を渡ります。



↓貯水池側。


↓下流側。




↑あ、あれが魚道の入口、ね?

↑えー? 本当にこれ上って 上流に行けるのー?(たとえ標識が出てても 私が魚なら 疑うなー)
多摩川右岸から 越し方を振り返って見たところ。

遊歩道に入ります。


↑標識。(私達は古里の方へ下ります。)






休憩所がありました。


↑寛げそうな造りー。
尚行きます。














水辺に下りたー。

_と思ったら 又のぼりー・・・。



橋が見えてきた。







↑橋まできました。
↓「鳩の巣小橋」という橋だそう。




↑川上側。
↓川下側。


橋を渡った所に「ぽっぽ」というカフェ。


残念、お休みだ・・・。
ここからは左岸を歩きました。


↑振り返って見た 鳩の巣小橋。
少し行くと左手に宿が数棟見えてきました。

そして右手には水神の祠がある小山、への上り口が現れました。

上り口手前に 鳩の巣という地名の由来、を記したプレートがありました。

↑「明暦三年正月十九日(西暦1657年)江戸に振袖火事と呼ばれる大火があったとき、幕府の老中松平伊豆守信綱は、江戸の町の復興と江戸城の一部を修理するため、溶剤の提供方を時の奉行松波筑後守正春を通じて江戸の大材木商太田某に命じた。そこで太田某は、直ちに日川、日原、丹波山等に良材をもとめてこれを伐採し、多摩川の流水を利用して運搬することとした。このため多摩川沿岸には、各地に人夫を泊める飯場小屋が建てられた。
現在の鳩の巣渓谷にあった魚留滝(今はありません)の上にも飯場小屋が建てられていたが、たまたま その飯場に祭った水神神社の森に二羽の鳩が巣を営んでいて、朝夕餌を運ぶ有様がまことに睦まじかったので、人々はこれを霊鳥として愛護した。そのためこの飯場は、鳩の巣飯場と呼ばれて道ゆく人々の目標にされる様になり いつしかこれが地名となって今日に至ったのである。
~奥多摩町史より~
東京都」
水神さんへ上がってみます。


↑右手には「水神宮」と刻まれた石。

↓「玉川水神社記」

(昭和63年に立てられた説明板でしたが 申し訳なくもいたみがひどく読めない箇所が多いのですがー 下の説明板には書かれていない 祭神についての個所を少し写します。)
「岩の上の社には 杉皮を葺いた覆い屋が掛けられている。(納められている)板札には 表に「奉還座 罔象女神(ミヅハノメノカミ)鎮座天長地久 弘化三(1846) 丙午(ヒノエウマ)年 正月十五日祭主平朝臣延■謹言 裏に願主清水長兵エ 大工加藤重兵エ 造立」とある。
その後 佐久間鶴吉(一心亭開祖)天祖山天祖神社の神託をうけて、この鳩の巣渓谷を開拓整備し、昭和六十二年(1987)六月二十一日、佐久間鶴吉が嗣子正好 崇敬者と相議り、再建委員長をつとめ、社殿を再建し今日に至る。」
その先に_

祠が現れました。


これが1987年に再建されたという「玉川水神神社/水神宮」。祭神は罔象女神。

祠横からは すぐ下に多摩川の流れが見えました。

(↑さっき通ってきた鳩の巣小橋、カフェぽっぽが見えます。/ ここまで来て良かった と思える眺め、でした。)
小山を下ります。

小山横からの眺め。


旅館群の方へ行ってみます。


↑階段脇に 小さいけれど涼やかな滝。
赤い欄干の橋を渡ります。


斜面を上がっていきます。




↑左-双竜の滝、 右-古里(コリ)駅。
双竜の滝へは後で向かう事にして、まずは鳩ノ巣駅の方へ。

(そうなんです この坂上がると すぐ鳩ノ巣駅なんですよ。/なぜ 「古里」はあるのに「鳩ノ巣」駅への案内が無い、のでしょうね?)
坂を上り切ったところに_


釜めしで有名な「鳩の巣釜めし」が建っています。

お昼にはまだ早いのですがー 休憩も兼ねてちょっと軽く何か食べさせてもらいましょうー。/ つづく