古知屋恵子さんの版画が我が家にやってきた | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

先日(2/8)は 二宮の「わらさん」でー






お昼を頂きました。


(↑私が頂いた「わらさんランチ」)

(↑亭主が頂いた「タコライス」)
(↓私が頂いた「コーヒー+わらび餅」)

(↓亭主が頂いた「コーヒー+チョコレートケーキ」)


お昼の後は茅ヶ崎在住の版画家-古知屋恵子(コチヤケイコ)さんが 自身の作品からおこした「紙芝居」も拝見。

(読み手ももちろん古知屋さん。)
披露されたのはー
・『どっちにしたい?』(←「昔ながらの木の家、新しいマンション。あなたが住みたいのはどっち?」みたいに 「どっち」 と尋ね続けられ 「どっちも」と思い続けた私。 周りの人が エシカル オーガニック な方に手を挙げるのを見て 「ああ このグループの中で私はハミダシモノだわ」と感じましたが 最後に古知屋さんが 「答えはありません」とおっしゃって 「おしまい」に。/ 正直「よかった~」って思いました^^)))
・『どうぶつえん』(←すみません正確なタイトルではないかもしれません・・・。夜になって動物園の営業時間が終わると 元の野生の世界に戻っていく動物たち。でも 動物達を見終わった子供が帰る所、は?)
・『おとなって』(油絵_古知屋さんは元々は油絵科を出た方なのですって / 息子さんがおなかにいる時、に ちゃんとした大人になりたいな と思って描かれたお話、との事。)
・『リリーさんとぼく』(小さな家のぼく と 隣の大きな家のリリーさん との交流。)
・『ふたりのカノン』(大砲cannonと追復曲canon 二つの「カノン」の物語)
・『たからもの』(絵ではなく 刺繍で描かれたパレスチナの人々の素朴な日常。詩集)
・『ベルダの仕事』(昔昔の大昔からの「人と人との 村と村との 国と国との 国家群と国家群との~」と 激しくなる争い。でもベルダさんはいつの時もずっと穏やかに 倦まずたゆまず・・・ そして 最後に・・・。// 因みにカタカナでは「ベルダの~」と表記されていますが 英語版では「Verda's Work」。(Verdaはエスペラント語で緑。そして緑は 平和・安全・環境~といった意味を持つ「象徴色」。) _静かに緑の毛糸で編み物を続ける女性として描かれているベルダさんは 象徴的な意味での「緑」なんですねー)
~の 七つの作品。/ どれもメッセージ性があり 「考えさせられる」物語でした。
(作者が読み聞かせる作品 って 「すごい」ですね。/ 興味深い事に、この作業(?)は 作者にとっても面白い事なのだそうです。受けての反応をダイレクトに知る事ができて。/ 又 作った時と 時間をおいて演じる(?)時では 作品や 登場人物に対する思いが変化していたりする、っておっしゃってました。 / へ~。)



さてこの日は「わらさん」での 古知屋さんの作品展示 最終日でもありー


(↑こちらは古知屋さんの作品をプリントした絵葉書。)


展示作品の一つ「星が輝く夜だから」を私達はー

購入したのです。

↑一緒に買った木版画のはがき「放浪のうた」。/ 描かれているのは 犬とスパニッシュハットのギタリスト。 奏でられてる曲はなんとなく_サンスのカナリオス(カナリア諸島の舞曲)の様な気がします。(canariosの語源はcanis(犬)ですからね。/「詩集と刺繍」「カノン(大砲)とカノン(追復曲)」みたいな言葉遊びがお好きな古知屋さんの事だから・・・)

こうして 我が家に 「ちょっぴりアート」なコーナー(?)ができた、のでした。

めでたし めでたし^^)



<おまけ>
前回「わらさん」を訪ねた時(1/14UP)の話ー↓