田谷(タヤ)の洞窟(田谷山・瑜伽洞) | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

横浜は栄区の瑜伽洞(ユガドウ)へ行ってみました。

まず車を_瑜伽洞を管理する定泉寺(ジョウセンジ/真言宗大覚寺派 田谷山 亀見院)向かいの駐車場へ。(日照住販の駐車場ですが ここが契約駐車場になっているらしく、駐車料金500円はお寺の受付に納めるようになっていました。)

↓道を渡ってお寺へ。

(定泉寺境内は 1213年の「和田合戦」で父方の和田氏と共に滅んだ朝比奈三郎義秀の館跡と伝えられているー そうです。)

(お寺の正面の階段は工事中だったのでー)


(脇の スロープ の方から境内へー。)


こちらが本堂。




↑定泉寺は真言宗のお寺ですが、本堂の本尊仏は阿弥陀如来で_
↓真言密教の教主-大日如来は階段を上がった先の露座においででした。

本堂前には弘法大師のお像も。


本堂横の寺務所で 洞内の拝観料400円を納めます。(リーフレットと蝋燭が頂けました。)


入口のある山ぎわへ。

(↓休憩所の脇に(下野草/シモツケソウ)が咲いてました)


洞の入口手前に 蝋燭立てがー。


(↑階段右手に見えているのは「朝比奈弁財天」/朝比奈氏と関係があるの かな?)
↓受付で頂いた蝋燭をセット。

「火は洞に入ってすぐの所の蝋燭から」と言われております_。



(↑火は あそこ、に。/この後は 蝋燭の明かりを頼りに洞内を巡りましたー。)

洞内は撮影禁止なので 写真はここまで。
 - - - シーンぬけ - - -
(YouTubeに動画が上がってました ⇒ 

ただいまー。


大変興味深い場所でした。



↑図を見て頂ければおわかりになるか、と思うのですが 「高低差」のある人口洞窟で「迷宮」と言ってよい複雑な作りになっているんです。(実際には洞内に順路が示され 余計な道に迷いこまないようバリケードが置かれたりしていて 迷う心配はないのですが、 暗い足元の思いもかけない位置に 下の層を歩く他の見学者の蝋燭の明かりが ふ~ と通ったりして 面白かった。)
しかも 色んな霊場の「移し」が点在する ミニチュア版「巡礼回廊」なんですねー。
ありがたや。

元々は鎌倉八幡が神仏習合の施設であった時代の供僧の修禅道場だった、そうですが 非常に古く、そもそもは 古代の横穴式墳墓から始まったのではという説もあるらしく 色々面白かったです。
ちょっとした「冒険」気分も味わえましたよー。



<おまけ>
駐車場の周りに咲いていたヒルザキツキミソウ。


これも可愛い花ですよね~^^)