伊豆山神社から 本宮へ上がる(白山社経由) | おだわらぐらし

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縁あって暮らす事になった相模の国 小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わいたいと思います

熱海の伊豆山(イズサン)神社への参拝の後は_
山の上にあるという本宮を目指しました。

(↑社殿の北から 山へ上がる道が始まります。)

本宮へ至る道はおおざっぱに「2ルート」。まず北へとって 森をジグザグに進み 神社の境外社 白山神社を経由して「子恋(コゴイ)の森公園」へ上がる 健脚向コースと、 一度西(図的には下)へ向かい その後北へ向かう ゆるやかめコース。 (森の名の「子恋」はあて字で 古くは 古々比 古々井と書かれたようです。又 枕草子の 「森は」 の段の「ここひの森」は この森ではと言われているそうです。)

(↑因みに 現在地は図の右端。ゴールの本宮は左端の 全てのルートが合わさる地点から 更に300m程先~、です。)

今回は 初めての参拝ですし 大回りでも 少々険しくても 白山神社を回って本宮を目指す事に。

さて (白山神社経由の方の)山への道は 鳥居と お賽銭箱のある場所、から始まっていました。

脇に立てられていた案内板。

なるほど、病気平癒のに御利益のある白山神社の社殿は山道を上った先だけれども そこまで行かれない人のための遥拝所、でしたか。
↓道の反対側には「白山大神」と文字の刻まれた石が。


では山へ入ります。

最初の目標 白山神社まで_予定では20分。(しかし こういう目安に書かれてる時間通りに歩けた事のない アタクシ^^;)

(脳内BGMは ケロロ軍曹の「♪駅から5分は 大抵15分」でしたー)



山道はー 最初のうちは「ハイキングコース」な感じでしたが、

だんだん 登山 な雰囲気にー。


時々現れる案内板に励まされながら上りました。


(鬱蒼とした木立のせいで 薄暗い。 でも カンカンデリよりは有難い、 と思いながら歩きました。)



道脇には 注連縄を巻かれた岩があったりー


小さな祠があったりー。


(↑へー、行場跡でしたかー)
↓「白山社、すぐ!」だってー。

がんばろー。

赤い鳥居が見えてきました。

その上に社。/あそこが白山神社のよう。

ここから道は いきなり「ハードモード」に。


やっと着いた。/「こんにちはー」。

あら、お賽銭は下山後に、との事。

↓下に さっき潜った鳥居。


さて、引き続き 上がって参りましょう。

倒木をまたぎ越えて進みます^^;)

でも その後 道はなだらかになりー、

木の間から陽もさし始めー、

「公園」と思われる場所に出ました。

(↓で、この 異世界チックな建造物はー トイレでした^^;)

(↑多分 柱状節理~な感じに作った、んでしょうね?)
↓案内図。

方向感覚は無くなってましたが、とりあえず舗装された道を進みます。(どこかに「出る」はず、ですからね)





あれ? 住宅地に出た???

よ・・・ よくわからないのだけど フェンスの向こうにお社があり そこへ橋が架けられています。。。

ここまで来て素通りは不義理、かなと ご挨拶していく事に。

鳥居には「稲荷大神」と記された扁額が。

おや稲荷さんでしたかー。

(お社周囲には 神馬や石の童子像があり ちょっと不思議な雰囲気ー)

右 上手に可愛らしい建屋が見えた。

ちょっとバーナード・ショーの執筆小屋~風?(或は昔の遊園地のチケット・ブース)))

でも中を覗いて驚いた。鳳凰の載るお神輿の蔵だったのです。

↑立派~。

蔵前からの眺め。


さて、本来の道 に戻りましょう。


(えー ようするにこちらは 伊豆山神社とは別のお参り処だったようでございますね^^;)



(↑本宮社への道は こちら。)

↓伊豆山神社の境内でも見たMAPが現れた。

(↑現在地は左端。)
↓程なく公園出口(或は入口)に。

↓その脇にあったハイキングコースの案内板。

↑この道は 岩戸山を経て 十国峠(日金山 ヒガネヤマ)まで繋がってるんですねー。

とりあえず私達は「本宮社」を目指しましょう。



分かれ道。


私達が行くべきは 左。(左が元からの尾根道で 右は後付の道のように思われます。)


↓道脇のこの小社は「結(ムスブ)明神本社」。(伊豆山神社の石段途中にあった結明神のお社は こちらの「里宮」、だったんですねー)


↑説明板。

引き続き参道(ほぼ山道)をのぼります。





(↑あと15分! _という事は私の足なら25分位 かなー???)

すれ違う人が 「あとちょっとですよ がんばって」と励まして下さり 有難く思う。

石段が見えてきた。そろそろゴール、かな?

鳥居だー。

(↑"Congratulations on arrival!" 外国からの人もこのメッセに微笑むかな^^)


改めて_ 到着~。



_ここまでお読み下さった皆様も お疲れ様でした^^)
↓説明板。

「関八州総鎮護伊豆山神社は 伊豆大権現とも 走湯山権現とも呼ばれていました。 仁徳天皇の時代に松葉仙人が神鏡を崇め、社を造り日金山に祀り、後に社はこの地に移され祀られてまいりました。
さらに承和三年(836年)に今の伊豆山神社の社を建造し移ったので、残った二番目の社が現在の本宮社のいわれです。伊豆大権現は江戸時代初期には陸上四里四方、海上見渡す限りといわれるほどの領地を持っておりました。
そして、ここ本宮社には広さ東西五間、南北三間半の拝殿、鳥居三ヶ所、付近に求聞持堂(グモンジドウ/密教の修行施設)、東西三間南北二間の建物等がありました。しかし江戸時代後期の野火によって全焼し、現在は石鳥居一基、拝殿た一棟建っているのみであります。」
(元々の伊豆山神社は日金山にあったんですねー。/ 時に、神社のHPには御祭神として四柱の神名が載るんですが ここは(火の神を覗く)三柱の神名しか記されてませんね? これはどういう意味かしら? 元々は三柱の神が御祭神で 山の下に社殿が造られて後に火の神が合祀された~ とかかなあ?)

さて、本宮に改めてご挨拶をした後はー

来た道を戻って参りますよ? (というつもりでしたが、 下りかけたところで宮司さんに会いましてー 「白山神社を回るコースは下りだと危ないので 公園入口手前の道を 右へおいでなさい」とアドヴァイスを頂きましてねー ~ という話は又 項を改めまして。) / つづく