椿山荘(旧・山縣有朋邸)の庭 | おだわらぐらし

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縁あって暮らす事になった相模の国 小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わいたいと思います

法事への参列を終え_
お寺の近くの椿山荘(チンザンソウ)で食事をしました。




(↑バンケット棟から入館)
(↓入った階は 「3F」)


ここは旧・山縣有朋邸。(↓右が北)

WEB上のMAP)(←左上が北/尚 プラザ=バンケット棟)
大正天皇もお訪ねになったというお庭は 谷を含む斜面地で非常に変化に富んでいて 「ここ 本当に東京?」な感じ。+ 現在「東京雲海」という人口の霧を発生させるサービスが実施されていて 異世界テイストが味わえる~ といいます。
https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/unkai_lightup/
(昼食の)予約をした時間まで 少し余裕があったので 先にお庭を見せて頂きました。




谷に架かる丹塗りの橋_「弁慶橋」。

見下ろした谷。


橋の先にあった「椿山荘の碑」。

(↑亀趺(キフ)の前に置かれているのは 近くで記念撮影なさってた方達の私物ー)

その隣には 筆塚。

そのまま進むと 料亭錦木さんへ入ってしまうので 引き返します^^;)

(ちなみに私達がお昼を頂くのは こちらではなく ホテル棟2Fの「みゆき」さん、になります)

あ、「雲海」が始まったようですー。

お おぅおぅ ど どこで鑑賞すべきなのかなー? (なぜかあせって走り回ってしまいました)))

あ、この竹の中にパイプが隠されているのねー?

(↑撮らなくていい所だったかしら?)
小山の向こうに 霧の吹き溜まりが?

ここは・・・ どこ?

(↑庚申さんがいたー)

霧が引くと 池が現れた。(こっちにびっくりした^^;)/山形有朋が庭を造営した当初からあるという池_幽翠池(ユウスイチ)、だそうです。

池の向こうに三重塔。/ 行ってみましょう。



(↑奥に屏風の様に建つのが ホテル棟)
小山を上っております。


上りきったー。

でも三重塔は その もうちょい上 だったー。

時にこの塔は山縣さんではなく その次の椿山荘の所有者:藤田平八郎男爵が 広島は賀茂郡の竹林寺というお寺にあった塔を大将4年に移築+修理して~ 現在ここにこうして建つ、のだそう。

塔は2003年に「国指定有形文化財」に指定されていますが、2010年の改修の折 室町時代の木材(!)が使用されている事等が判明。(東京に現存する塔のうちでも 最も古い物の一つだそう)

又この改修の後 塔は「圓通閣(エンツウカク)」と名付けられ 観音像が祀られるようになったー そうです。 (落慶及び入仏開眼の法要を行われたのは京都の相国寺(臨済宗)の管長・有馬賴底さん。)

色々「へ~っ」です。


山を南(冠木門)の方へ下ります。

白玉稲荷さんがあった。 

社は大正13年に下鴨神社から譲り受けた物で そこへ翌年 伏見稲荷から勧請したー というお稲荷さん。現在は椿山荘の鎮守社、だそうです。


蕎麦処、

無茶庵。

現在は休業中、との事。

残念。

更に坂を下ります。

正面にホテル棟。


ツワブキの咲く斜面の先に冠木門が見える。



ふと横を見ると_

注連縄が巻かれた大木が。

「御神木」ですって。

潜り戸を抜けてー

冠木門の前まで来ました。

門の西にあるのは 石焼き料理のお店「木春堂」。

東に味わい深い・・・ いおり?

MAPによるとー

長松亭 という建屋で レストランの「個室」なのだそう。(この奥の建屋も、木春堂の奥の建屋も、「個室」ですって。/へー)


引き返します。

(もう一度潜り戸を抜けます)

でも 三重塔の方への坂は上がらず バンケット棟の方へ。

「紅葉がきれいー」

・・・ と思ってたら 花嫁さんの写真撮りの邪魔になってた。走ってその脇を通り抜けながら 「おめでとうございます」と申し上げる^^;)

橋があった。(奥にバンケット棟)

その先には「弁慶橋」の下を流れていた川が現れましたがー

「これより先の通行はご遠慮くださいませ。」との事でした。(料亭「錦水」さんのエリアになるようですね?)


_という訳で 進みはしませんでしたが 橋の先の「古香井(ココウセイ)」という名水の湧く泉を見せて頂きました。


(↑パワースポットとしても人気~ らしいー)

幽翠池前へ出ました。

又 霧、発生の時間だ。

山からも霧が降りて来る。




まるで雲の上の世界のようー。


さて、建屋内へ移動しましょう。

あ、これは 十月桜、かな?(12月だけどー)


バンケット棟3Fのカフェ Foresta で休憩。


窓際の席で クリームソーダ(私)と 白ワイン(亭主)を頂く。

外は又「霧タイム」のようです。

~ とこんな感じで「東京雲海」を堪能しましたー。

この後は 館内を見学しー・・・ お昼を頂きに「みゆき」へ。/ この続きは別項で。