![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190826/21/numabe3/99/aa/j/o0480064014552765324.jpg?caw=800)
陀羅尼助は7世紀頃 役行者(エンノギョウジャ)が作り広めたという お腹の薬です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170128/22/numabe3/88/10/j/o0480064013855849707.jpg?caw=800)
(↑山伏の聖地・大峰山への登山口にあたる洞川(ドロガワ)にも 陀羅尼助の製造+販売のお店が沢山ありましたっけー / 因みに写っているのは銭谷小角堂(ゼニヤショウカクドウ)。鬼のおなかには「はらいたのくすり」と書かれていますよ~。 撮影は2017年1月)
これは (本を返す際につける) 妹へのお土産に最適なのじゃ?
「手に入れたい」 と思いましたが、洞川は遠い・・・。
(漫画で紹介されているのも洞川のお店のお薬でしたー)
が、そうだ! 陀羅尼助は 當麻寺の塔頭・中之坊さんで売られている!
(↑前回伺った時の記事)
_という訳で 當麻寺まで行って参りました~。
↓いきなりですが、当麻寺の境内から見た二上山(ニジョウザン or フタカミヤマ)です。遠くから見ると猫の耳のように尖ったピークが並んでいますが 近くでは そうと知っていなければ二上山に見えませんね?
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190826/21/numabe3/b2/4a/j/o0640048014552792071.jpg?caw=800)
↓中之坊さんの門。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190826/21/numabe3/fa/6e/j/o0640048014552804415.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190826/21/numabe3/1b/eb/j/o0640048014552805422.jpg?caw=800)
お薬は 庫裏(クリ)で分けて頂きます。
で、これが 頂いたお薬。/ なんと洞川の銭谷小角堂の陀羅尼助でした。(↓赤い梵字はお不動様を表す「カーン」の文字で 護摩祈祷済、を意味するマークとの事)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190826/21/numabe3/25/3b/j/o0640048014552812238.jpg?caw=800)
(二袋求めましたよ。私も味見(?)したいもの。)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190826/22/numabe3/db/80/j/o0640048014552883526.jpg?caw=800)
今は仁丹位の小粒の丸薬タイプの物が主流ですが、 あえて 古い「板状」の物をもとめました。 板チョコの用に折りとって服用する~ そうです。
んー どんな味かなあー
はやく飲んでみたいなー???
<+>
(↓中之坊さんの庫裏内にあった陀羅尼助の看板 。/ しまった ボケボケだー)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190826/21/numabe3/00/8c/j/o0480064014552807758.jpg?caw=800)
実は 中之坊さんでも昭和57年まで 庫裏内で 昔ながらの方法で薬草を煎じ煮詰めて 陀羅尼助を作っておられたそうです。が 施設も機材も伝統的な物を使って~では 厚生省の製薬基準を満たせなくなり ついには製造を諦められた~そうです・・・。
と、そんな中之坊さんが 庫裏に置き 参拝者に分ける陀羅尼助として洞川の「銭谷小角堂」さんの物を選ばれた。それは「銭谷小角堂」さんも 長い歴史を持ち伝統的な製法にこだわるお店だから~ と HPに載ってました。 / なるほど~、でした。
この後は 桜井の安倍文殊院を訪ねております~。/つづく