宮島の千畳閣+五重塔 | (又)おだわらぐらし はじめました

(又)おだわらぐらし はじめました

 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

では千畳閣+五重塔のある「塔の岡」へ上がりましょう。

(↑荒胡子社と五重塔。/ 宮島の五重塔は高台の上にあるので 町の色んな所から眺める事ができる ランドマーク的存在)


↑岡への上り口はいくつかありますが 今回私達は厳島神社入口、の裏手の石段から上がりました。

この高台「塔の岡」には 1587年に千畳閣が建てられる以前から五重塔(1407に建立されたもの) があったそうです。(でなければ「千畳閣が丘」とかだったかもー?)
又ここは1555年の厳島の戦で 陶晴賢が陣を敷いた場所、なんですってー。(ってすみません よく知らないんですけどねー)

まず 大きな屋根が現れた。

そしてその下に大きなお堂。(奥に 五重塔がチラと見えてます)

時に 千畳閣というのは通称で、本来的には経堂となるはずだった建屋、そうです。 (1587年 秀吉は安国寺恵瓊(アンコクジエケイ)に 戦歿将兵の慰霊のための経堂建立を命じます。が、1598年の秀吉の死去によって工事は中断。壁板も天井板もないまま放置されたといいます。 がとても未完とは思えない堂々とした建造物ですよねー。)
仏教施設として建てられた物ですが、明治の神仏分離令で「豊国神社」となり、堂内にあった仏像等は大願寺に移しています。

破風の上の鬼瓦・・・

額に月?

瓦に押された紋も気になる。「王」ですかねー?赤と金の色も残ってる。(ググったところ創建時の瓦には金箔が使われていた事がわかり 昭和60年の修理の折に「復元」として箔貼りが施されたんだそう。尚赤い部分は漆ですって。)

入館しましょう。(東側にも出入り口があって 通り抜けできるので、向こう側で靴がはきかえられるよう ビニール袋に靴を入れて各々持ちます。)

もらったチケットに 金箔が貼られた瓦が写ってました。

元は漆部分が見えない状態だったんですね?(漆は接着剤として使われた って事だー)

堂内は_ からん としていました。立ち並ぶ柱の向こうに「外」の景色が見えます。

鴨居の上には沢山の絵馬が。(まるで絵馬殿だー)



舟の舳先~ みたいなのも絵馬の一種なのかなー?

↑これは? 腹帯巻いた馬???(どんな願いが込められてるんでしょうね?)

縁 から見た海、(北西方向)

厳島神社。(南側)

景色は良いし風は抜けるし、暖かい季節は いう事無し の場所ね? (でも冬は辛いかもー)


お堂の中程にあった神殿部分。ここに秀吉と加藤清正が祀られている、との事。

神殿の横には大きなしゃもじ。(そうそう、宮島のしゃもじは江戸時代に始まった土産物で 由来は「厳島神社の弁天様の琵琶に形が似ている~」だそうですよー)


五重塔側の出入り口上にあった大きな方位計。(しかし見上げて使うタイプって どんな場所に設置したのかな? もしかして ここに奉納するため、に造られた物 かしら?)


千畳閣を東へ通り抜けて 五重塔の方へ行ってみます。

すっきりシャープな それでいて華やかさのある立ち姿ー。



↑えっと 様式部分の説明文は一回読んだだけじゃあわからない・・・。んだけど / 重要文化財なんだー。

振り向いて見た 千畳閣の東の出入り口。

さて どうせなので?

南の縁の下を潜り抜けましょう。


そして建屋を改めてぐるー っと回って


商店街の方へ下りました。


さ、続いては お昼お昼^^)v