宮島、弥山登山-1(まずは霊火堂まで) | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

ロープウェーで「獅子岩駅」まで上がった私達は
歩いて1km(30分)、という頂上の「弥山(ミセン)展望台」 を目指す事に。

↓近くに こんなパネルがあって、

「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」。

そりゃ 見なくちゃという気持ちになりまして。

しばらく道は平坦でした。

↓登山者自動計測機前あたりまで。(ソーラーパネルつき)

その先からは 暫く下りが続きました。


紅葉谷公園からの道の合流地点に出ました。



ここから道は上り、に。


左手が ぱ っと開けた。

海! そして左手には 獅子岩展望台 ロープウェー駅。

結構歩いた気もするけど 高度変わってない^^;)
ここからの上り坂を覚悟。

木立の間からスライム形の小黒神島(コクロカミジマ)が見え 和む^^)

あれ?又カウンター。/ 途中でどの位の人が引き返したかを計ってるのー?

よ・・・よくわかんないけど 頑張ろう。


わー 素晴らしい眺望ー!

(どうやらここ、獅子岩展望台から見えた 岩肌がむき出しになってる箇所の 上、のようです)
左手に獅子岩展望台+ロープウェーの駅舎。

んー・・・ さっきから高度 あんまり変わってませんねー。

元気出していきまっしょい。

閼伽井堂 って小堂がありました。

(阿加を汲む井戸があった、んでしょうか?)
あ、坂の上に空 が見える。

多分 頂上の少し下の霊火堂がある広場だと思われます。
あと もうちょっとー




到着ー。

「不消霊火堂(キエズノ レイカドウ)」です。

屋根の宝珠も燃えているー。

唐破風には鬼瓦。

入口上に「霊火不滅」の扁額。

中はー
ううー けほけほ・・・

ゆ・・・湯の沸く釜がー。

お湯は自由に飲んでよい との事。ありがとうございます。(←亭主が頂きました)

(↑蓋、重い!)
_ えーっと 水足さなくてよかったんでしょうかね・・・?(空焚きになったら大変)

ともかくこれは_
空海が焚いた護摩の火を 弟子達が守り 伝えてきた~
という霊火。ここからとられた火は 広島の平和公園内にある「平和のともしび」の種火の一つにもなっているそうです。
(が、残念な事にはこのお堂、平成17年に焼失しており、今のお堂は翌年再建された物、ですって。。。)

霊火堂の向かいには 弥山本堂 。(麓にある厳島神社の別当寺:多喜山大聖院に属するお寺だそう)

平安初期に空海が結んだ草庵が基になっている、といいます。(現在の建屋は平成7年に再建されたもの)
御本尊は虚空蔵菩薩。
扁額には「能満諸願大道場」の文字。

(白状すると横読みして混乱しました)
↓道内に鐘。

治承元年(1177年)に清盛の三男・宗盛が寄進した鐘だそう! (それはすごい。)

霊火堂の脇の石段を上り 三鬼堂へ行ってみましょう。

お堂は近年再建されたものですが、歴史は古く、 厳島神社が造営された折に「厳島神社の奥宮」として建てられたといいます。

祀られているのは「三鬼大権現」。 (時眉鬼神・追帳鬼神・魔羅鬼神の三鬼神。 又それぞれの鬼神の本地仏は 大日如来・虚空蔵菩薩・不動明王 だそう。)

↓扁額

伊藤さんは三鬼大権現への信仰篤く、弥山への登山道整備にお金を出しているそうですよ? (へーっ)

さて、三鬼堂まできたら 山頂までは あと もう少し。

(三鬼堂横の石段を上っていきます)
つづくー。