土佐堀川沿いを歩いてー | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

中之島図書館でお昼を食べた後はダイビルへお茶を買いに行きました。(日曜の話、ですが)
御堂筋を西へ渡ってー(↓緑の屋根は日銀です)

土佐堀川の左岸を歩くと「淀屋の屋敷跡」と掘られた石柱が。

↓淀屋は「淀屋橋」の橋名(+地下鉄の駅名+地域名)の元になった大店(オオダナ)。淀屋が設立した米市が大阪を商業の中心地にし 大阪は「天下の台所」と呼ばれるようになりましたが 武家社会にまで影響を及ぼすようになった淀屋の財力に幕府が危機感を覚え・・・結果財産を没収されたといいます。(ひえー) (で淀屋さんの苗字は淀屋さんではなく岡本さん、だそうですね?少し前の「日本人のおなまえっ!」で知りましたがー)


又行くと今度は・・・

林市蔵という方の座像が。

林さんは第15代の大阪府知事。在職中に現在の「民生委員」に相当する方面委員制度を創設し「民生委員の父」と呼ばれている~ そうです。(でここは民生委員事業発祥の地、なんですって)

これは? 点で支えるAir何とか?(な訳はない。いけず石やろか^^;)


左手にクラシカルなビルが見えてきました。

「三井住友銀行」です。

大正15年(1926)に住友財閥の経営統括本部ビルとして建築されたそうですよ?(設計は「 住友工作部」とか)


右手にはフェスティバルタワー。(大フィルの拠点:フェスティバル・ホールのあるところですね)



阪神高速の下を潜ると 左手に大同生命ビルが現れます。

かつてここにはヴォーリズが設計した「大同生命肥後橋ビル」がありました。(大正14年竣工-平成2年解体)/ 平成五年に建てられた現在のビルは、近代的でありながらクラシカルなテイストも合わせもつ美しい建物で「大阪都市建築景観賞」を受賞しています。(扇式天井(=ヴォールト)を思わせる柱の上部が特に優美で個性的で「いいね」ですね?)



土佐堀川を渡って中之島に入ります。(↓フェスティバルタワーの前の石橋は歩行者専用の錦橋 / 私が渡っているのは肥後橋です。)

肥後橋から西を向いたところ。(頭の上を くにゅー と曲がっているのは阪神高速11号池田線)

肥後橋の西に建つのは フェスティバルタワー・ウェスト。/コンラッド・ホテルが入っています。来月には香雪美術館もオープンする予定。



中之島ダイビル。/平成21年竣工の新しいビルですが

柱部分には旧ビルのテイストが残されています。

中を通り抜けてー

北側に出ると、西隣に旧・ダイビルが現れます。

↓こっちが(上で貼った新・ダイビルの柱の)「オリジナル」のデザインですね?

入館します。


で、ダルマイヤーでいつものお茶(トゥルシー入りのハーブティー)を買いー、


堂島川を渡って

梅田から阪急に乗って帰りましたとさ。/おしまい。