田辺の「からかさ」 | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

亭主が会社の人にすすめられた という 田辺の料理屋「からかさ」さんへ行ってみます。
紀伊田辺駅から~ (駅名は「紀伊田辺」ですが 市名は「田辺」なんですねー)

駅前のロータリーのでっかい弁慶像に驚く!

わっこっちにも弁慶。/時に田辺って弁慶とどんな繋がりがあるのー?

この商店街も「弁慶通り」だしー。

_ とそれはおいておいて・・・
弁慶通りから西へ ちょい と入ったところに

目指す からかささん はありました。


からかささんは お昼は松華堂風のランチ(1050円)を出しておられ これが大人気~ なのですが、折角はるばる訪ねるので「お刺身とか もうちょっと足して貰えませんか?」とお願いしておいたところー

まるでコース料理のように あれこれが次から次へと出され、感激するやら恐縮するやら でした。

煮凝り

鮪ユッケ

(なんと スプーンで尾の身を掬う体験まできました^^;)


平目の薄造り マトウ鯛の照り焼き ウツボの唐揚げ

コショウ鯛の塩焼き。ウツボの出汁の澄まし汁!(←いやこれが 大変上品でいいお味なの) ごはん。香の物。

もーもー
質はトビキリ 量はタップリ お値段リーズナブル。
本当に美味しうございました。御馳走様。

この後は再び駅に戻り、
新宮行きの鈍行に乗りました。

目的地は宿をとった「周参見(スサミ)」。

つづく



<おまけ>
田辺に弁慶像がある訳。
『義経記』に、 弁慶は 第21代熊野別当:湛増(タンゾウ)の子で 幼名を鬼若~ と載るそうです。湛増は『平家物語』では 紅白の鶏合(トリアワセ // 熊野水軍が 源氏(白い旗) 平氏(赤い旗) どちらにつくべきかを占うための闘鶏。)を田辺の新熊野神社(現:闘鶏神社)で行っています。(源氏を表す白い鶏が勝ったので熊野水軍は源氏につくことにします。その結果壇之浦で平氏は滅亡。。。)
又 『紀伊続風土記』には_ 田辺には古くから 弁慶松 弁慶池 と呼ばれてきた 松や池がある。ゆえに 弁慶は田辺の人なのであろう_と載るそうです。
という訳で こちらでは 「弁慶は田辺生れ」と信じられており 市内には 弁慶産湯の井戸 弁慶産湯の釜 弁慶の腰掛け石などがあるそうです。 

弁慶に「1」詳しくなっちゃった(?)