レトロでお洒落な門司港で | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

山口県から関門海峡を渡って(この日 三度目!)福岡県に入ろうとしています。

(関門橋の上から西を見ています。↑右が下関市 左が北九州市)
ガイドさんによると 「門司港には戦前の古い赤煉瓦の建物などが残ってます。この時間 もう建物内の見学はできないんですが 暗くなりますとライトアップされまして 昼とは又違う美しさがあって人気の観光スポットです。」 だそう。

へー。門司にそんなエリアがあったとはー。(Wikiによると 1988年から整備を開始し 1995年から「門司港レトロ」という名称でグランド・オープンした~ そうな)

着いた門司港。船溜(フナダマリ)の向こうに見えるのはエリアのランドマークになっているレトロハイマートというタワーマンション。(黒川紀章設計、ですって)/てっぺんには「門司港レトロ展望室」という展望室(300円)もあるそうです。

マンションの左の赤煉瓦の建物は旧門司税関。マンション前のビクトリアンな感じの建物は北九州市立国際友好記念図書館。

遊覧船が戻ってきました。

傍の船着場。/湾岸クルーズもいいなー。と思ったけれど 散策も食事もしなくてはいけない身なので・・・クルージングは諦めましょう。

(↑船着場の奥の大型のボートはレストラン。「焼きカレー」の文字が見えますが これがこのエリアの名物料理らしく、ここへ来るまでにも すでに幾つもの「焼きカレー」の看板を見てきてましたー。//奥の赤煉瓦調の建物はホテルです。)

船着場に面して 味わい深い建屋がありました。

表に回ってみたところ。

「林芙美子記念室」「アインシュタイン・メモリアル・ルーム」「門司港観光案内所」が入っていますがー 建屋自体は「旧門司三井倶楽部」、ですって。

ハーフティンバー調でカッコイイ!

旧門司三井倶楽部の 道を挟んだ向かいは_ JR九州第一庁舎ですが、これも元々は「三井物産門司支店」の建物とか。

横へ回ってみるとアメリカのビルみたいな外付けの避難階段が。

その裏は 門司港駅。


_ 三井さんがいい場所を押さえていたのがわかりますねー。

九州本線の線路はここから始まっています。

線路の向こうにチラと見える赤煉瓦の建屋は「九州鉄道記念館」。旧九州鉄道本社で2014年に国の登録有形文化財に登録されたそうです。(明治24年に門司駅ができると(ちなみに当時はここが門司駅でした)「九州鉄道本社」も博多からここに移された、んですって)

行ってみましょう。

(↑看板の向こうの線路はJRではなく「門司港レトロ観光線」のもの)


閉まってました・・・。

残念っ。

でもま ここまででも来る価値あった、けどねー。

引き返しましょう。


ありゃっ ライトアップが始まっています。

さっきとはまるで違う場所のよう。

旧門司三井倶楽部の角を曲がると 展望塔を持つ洋館が。


旧大阪商船の建物ですって。(なかなかお洒落―)

旧大阪商船の道をはさんで向かいのビルにはロイズの文字!

しかし 調べてみましたらこのビルはホーム・リンガという会社のもので そこがロイズ(正確には「ロイド船級協会」。保険の、とは別組織) の代理店をしている、という事のようでした。又建物は1967年に建てられたもの。/ しかしすると ホーム・リンガさんはここが「門司港レトロ」になる以前に 周囲の景観に合わせてレトロな外観のビルを建ててくれた、という事に?それはそれで素晴らしく有難い事ですよね?

船溜沿いに歩きます。

船溜を囲むように建つ観光施設やショップ_ ライトアップされて魅力もUPしてました。


船溜の端まで来ました。
向こう岸の旧門司税関(左)と図書館(右)も美しさを増してましたよ。

船溜から 海峡の方へ向かいます。

(↑この橋は「ブルーウイング門司」という跳ね橋)

門司汽船の発着所。奥に見える観覧車は下関の「はい!からっと横丁」という遊園地の物です。(すぐそこに見えるんだけど~)


おっと そうゆっくりもしていられない。

集合場所近くのお店で 何か食べましょう。

「何にする? やっぱり焼きカレー?」

しかし亭主は 「いや そりゃ寿司やろ 河豚の本場やで?」と言うのでありましたー。

つづく