宿を出て ケーブルの六甲山頂駅まで来ました。

あーいい眺めー。

手前のケーブルは 運休中のロープウェー(表六甲線)の物でしょうね?

(2004年まではここでケーブルから乗り継いで ロープウェーで有馬へ行けたんだねー / 景気低迷時には高い運賃がネックだったろうけど、今は海外からの観光客が増えてるから 復活したら人気出そうだけどなー)
さてこの後は 摩耶山まで行き、オテル・ド・マヤの駐車場に車を置いて


~天上寺へ行ってみました。

(駐車場の奥が天上寺に続いているのです)
あ、木立の向こうにお寺の屋根が見えてきた。

おー ほぼ全景、かな?

一度石段を下りてー

も一度上がってー^^;)

おー っとこれは・・・本来の参道ですね?/結構きつそうー。。。

では改めて_摩耶山天上寺 真言宗のお寺です。

へー花山(カザン)天皇、 正親町(オオギマチ)天皇の勅願所ですかー。(お寺のHPには 646年孝徳天皇の勅願で法道仙人によって開かれたお寺で、花山天皇・正親町天皇 の御願寺でもある、と載っていました)
門を潜ると 青い空をバックに 本尊を祀る金堂(奥)と摩耶夫人(マヤブニン=お釈迦様のお母様)を祀るお堂(手前)が並んでいました。

石によって表現されているのは 雲と蓬莱山 かなー?
金堂前には砂山。。。

張り出し部分に立つと_

思わず「おー」と言ってしまう景色が広がってました。

(↑緑の中に見える屋根は こちらの山門と思われます)
うっすらとだけど遠くに明石海峡大橋が見えますー。橋の向こうは淡路島。

右手には整然と並ぶ団地群_筑紫が丘あたり?

振り返って見た境内。

金堂に近づいています。

比較的新しい建屋のようです。中の仏像も新しそうでした。
聞けばこのお寺~ (すぐ横のハイカーさん達のお話が聞こえてきたのですー^^;)
昭和の終頃賽銭泥棒の火つけで全焼したのですって。元々は山頂の少し南に建っていたそうで、今そこは「摩耶山史跡公園」になっているらしい。
へー。では、重機が入るように道路に面した場所に再建されたのかしら? と思いましたが、Wikiによると 今建つ場所は天上寺創生の地 だそうです。へ~。
今の天上寺は「関西花の寺第十番」でもあるよう。

↑札に彫られているのは 沙羅かなー?
↓そういえば参道の階段横の木が沙羅でしたよー。

↑花は一輪しか見つけられませんでしたが。(蕾は沢山ついてたから 見頃はこれから、ですね?)
鐘の横の延命地蔵さんの周りにも色んな花が咲いてました。

桔梗 ナデシコ

ワレモコウ

フジウツギ

ニッコウキスゲ

ユリに似た黄色い花もあちこちに。(何でしょう?花がしぼんでてよくわからないけど葉っぱが細いからキスゲの仲間みたい)

かつての天上寺がどのようなお寺であったのかはわかりませんが、 今のお寺が 空中庭園のような不思議で素敵な場所なのは よっくわかりましたですよ。/ 堂内の仏像も 華やかで美しかったです。
さてホテルに引き返して お昼を頂く事にしましょう。/つづく
<+ しかしそうか ここ天上寺に摩耶夫人を祀るお堂があるから この山が摩耶山 だったんですねー>