が 実際に歩いた順番通りだと「なぜ?」な動線な上 ご紹介し損ねる絵も生じますので_
ここはもう いっそ(?) バスでこの美観地区にやってきた時からの 観光スポットの写真、を貼っていこうと思います。
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JRの近江八幡駅から「長命寺行」のバスに乗って「新町」で下車すると_
まず目に入ったのがこの銅像です。


↑花を差し出す着物姿の少女の向こうにいるのは_
伝道者として来日し 子爵令嬢:一柳満喜子(ヒトツヤナギ マキコ)と結婚し 日本に帰化し 多くの功績(特に教育と建築分野)を遺したヴォーリズ:日本名・一柳米来留(ヒトツヤナギ メレル)です。近江八幡市には彼にゆかりある場所や建造物も多く、市の観光からヴォーリズ関連の物を外す事はできない程です。
今回の私達の街歩きも、ヴォーリズに関係する箇所を幾つか回っております。
像の向かいにあるこの建物もそうです。
メンターム近江兄弟社ビル。(メンソレータムの製造販売は ヴォーリズにとって布教のための資金調達手段だったそうです)

ここには とび太くんもいましたよ。

とび太くん、というのは 運転者に「こどものとびだし」に対して注意を促すための 板人形 ご当地版。(今では全国的に存在する とびだし人形ですが 滋賀の東近江市付近 が「発祥の地」とされていて、 とび太くんは「元祖とびだし人形」って呼ばれているんですって。(へー))
今回の街歩きでは この とび太くんに会う、のも 楽しみの一つになっておりましたんですよ^^)

クラブハリエの牟禮館(ヒムレカン)に行く途中見かけたのは 鮎を抱えたとび太くん。

↑鮎の店きむら の前だったかな。
舟着場近くのとび太くんは舟に乗り櫂を持ってました。

ロープウェー乗り場前にはカメラを持つとび太くんがいました。

八幡山から下りてから入館した 瓦ミュージアム。

中は撮影禁止で絵はありませんが、なかなかに濃い展示で、かつて近江八幡で盛んだった瓦を通して 市の歴史や文化が学べる造りになっていました。又 甲冑や刀の展示も美しく、「どうせ私達にはわからないよねー」なんて言いながら入館したのに 見入ってしまいましたー。
ミュージアムに続いては白雲橋を渡って、白雲館へ向かいました。

ここにもいたとび太くん。

↓改めて_白雲館です。旧八幡東学校を復元したもので (だから ここのとび太くんは詰襟を着てたんだね?)、現在はショップや観光案内所が設置されています。

お洒落で高さもあるので 街のランドマークとしても役立ってくれているようですね。

(館内では 近江八幡でロケされた、 るろ剣、水戸黄門、あさが来た、ごちそうさん、などの ドラマや映画のシーンがパネルで紹介されていました。なかなか面白かったです~)
↓二階から見た日牟禮八幡宮の鳥居。奥の山はさっきロープウェーで上がった八幡山です。

その後は ヴォーリズ記念館へ向かいました。(近江八幡は宣教師にして建築家 ヴォーリズが暮らした街で、彼にゆかりある場所 彼が手がけた建物が沢山あるのです。)
↓途中で見かけたとび太くん。

「to be (トゥービー)」という犬のトリミングのお店の前にいたんだけど シャツに温泉マーク。なんでー?(わんこのお風呂だからかしら?)

これがヴォーリズ記念館。

1931年:昭和6年に建てられた木造二階建ての建物で 近くに建てられた幼稚園の教員宿舎 兼 ヴォーリズが夫人と暮らした家、 なんです。
世間でもてはやされる ヴォーリズ建築 というと お洒落!な物が多いけれど 彼自身が住んだ家は正直驚くほど地味。

内部の見学は要予約だそうですが、 外観だけ見ても ヴォーリズという人を感じる事ができますね。
↓近くの駐車場脇にあったヴォーリズ学園の案内板。

では、記念館の一筋東のヴォーリズ学園(幼+保+小+中+高校 その他 のプロテスタント系ミッションスクール)も見てみましょう。(当然こちらも外観だけ、です)

お洒落であたたかみのある門。

中庭の芝の上の胸像は 女性のようです。後で調べたらヴォーリズ夫人:満喜子さん、でした。

南に又別の門が。

門の奥の建屋は 入口に「車寄せ」風の張り出し屋根を持っていますから 正面玄関 だったのかな?

後で調べましたら_ ここは現在「ハイド記念館」と呼ばれる建屋で 1931年:昭和6年に メンソレータム創業者であるハイド氏の寄付で建てられた 元の近江兄弟社清友園幼稚園園舎だそうです。設計は当然の(?)ヴォーリズ。(この幼稚園で働く教員のための宿舎が 先程見た記念館だった、訳ですねー)
ヴォーリズ学園は ヴォーリズ夫人:満喜子さんが1920年:大正9年に池田町に開いた幼稚園から始まったそうですから、市井町のこの元幼稚園舎は 今あるヴォーリズ学園の 改めての礎 でしょうか?
そうそう、住宅地の中に こんな「近江商人」な ソロバンを持ったとび太君がいたらしいのですが、見落としてましたー。

↑これは ブロ友さんからの頂きもの^^)
時に_このとび太くんのバックの案内板の地名、面白いでしょう?
「仲屋町」と書いて 「すわいちょう」と読むんですって! (ついでのオマケですが 魚屋町と書いて「うわいちょう」。近江の地名も(も!)難しいー)
本当はまだまだ 行きたい場所があったのですが
日も陰ってきたので、この日の散策はここまで、としました。
続きは 又 いつか改めて、きっと。
(今回友人から おいしいお店 も教わりましたし、ちょんまげ姿のとび太くんにも会いたいし^^)
おしまい。