八神社(ハチジンジャ) | おだわらぐらし

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縁あって暮らす事になった相模の国 小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わいたいと思います

(一つ 話が飛びましたがー)
大文字山から下りて、
改めて「八神社」をお訪ねしてみました。

鳥居を潜った先 左手に 社務所がありました。建屋周りには難転(ナンテン)が植わっていましたよ。

参道を進みます。

狛犬に守られた鳥居。

御由緒書。(創建は 延喜年間 若しくは 大同年間 と伝わる_そうです。どちらにしても千年以上前に建てられた神社、ですね? 今は「八神社」と 一つの神社に数えていますが、元々は「八所大明神 (祭神=高皇産霊尊(タカミムスビノミコト)他七柱)」「十禅師大明神 (樹下社 ジュゲシャ、とも)(祭神=豊斟淳尊(トヨクムヌノミコト))」という別の神社だったそうです。 こちらは旧・浄土寺村の総氏神 として信仰されてきたそう。 又「京都観光NAVI」というサイトには「浄土寺や銀閣寺の鎮守社」と載っています。

では 改めてお邪魔を。

ご神木 (根方の石に_ここに元は一位樫(イチイガシ)のご神木があったが 長の年月に朽ちたので 代わりに桜を植えました と彫られています)

手水舎

石段を上ります。

樹下(ジュゲ)稲荷大明神



お稲荷さんの右手の末社_雨之社(祭神=高淤加美 タカオカミ (由緒書には日本書紀バージョンの雨冠の下に口三つ 更にその下に龍という難しい漢字が書かれていましたが PCで打てないので 古事記バージョンで打ってます) )。

更に一段 高い位置に 舞殿(かな?)と社が二つ 建っていました。

奥の社に「十禅師大明神」が祀られています。

南面して建つのが「八神社」

(↑狛犬さんが「脚絆」を履いてました)
拝殿 と呼べる程の建屋はなく、本殿前の祈祷者が雨に濡れないよう~ と屋根がさしかけられている感じ。逆に 神様がすぐそこにいる、 (出雲では普通ですが) 京都では珍しい神社ですね?


又賽銭箱横には セルフのお守り授与所(?)がありました。 これも 京都では珍しいようなー。

建屋脇にあった ご祭神の神名表_ 八神社の八柱の御祭神はー

高御産日神(タカミムスビノカミ)・ 神産日神(カミムスビノカミ)・ 生産日神(イクムスビノカミ)・ 足産日神(タルムスビノカミ)・ 玉積産日神(タマツメムシビノカミ)・ 大宮売神(オオミヤメノカミ)・御食津神(ミケツカミ)・ 事代主神(コトシロヌシノカミ)_ だそうです。その他 相殿の神 として 十禅師大明神 の御名も刻まれていました。

ありがとうございました。
さあ、退出しましょう。


銀閣寺前まで出ると観光客の話声 お店の人の呼び声などで賑やかで・・・ そういえば八神社では誰ともすれ違わなかったのだわ、と ちょっと不思議な感覚を味わいました。