曾根崎のお初天神に行こう、と亭主が言うので お初天神通り(商店街)を一緒に歩きました。
聞けば亭主、明るい時間にお初天神に行った事がない、とかで_。

ここも面白い商店街ですよねー。梅田の大通りの ほんの一本内、なだけで、この下町っぽさ。

(↓大阪はこんな「飛び出す絵本」みたいな看板が多い~)

あら、東にのびる小径が現れた。曾根崎公西会市場_だって。(昔ながらの小売りが入ってるっぽい?) ここは何度も通ってるんだけど なぜでしょう、この時まで気づかずにいましたよ。

その先のビアホール。

この界隈は、和~な居酒屋さんが多いのだけど 時々洋風のお店もあるんですよね。あれも これも で、とても多彩な通りです。


(↑って、上二軒はお初天神通りじゃなくて、そこから横にのびた通り_ 亀すしの近くなんですけどね)
お初天神(=露天神)の北の入り口です。(やー 神社の入り口とは思えないな~)

↓今潜った入口を 境内から見たところ。(こっちから見ても やっぱり面白いですね)

さてここは 本当の名称「露天神」より「お初天神」という通称の方が有名、でしょうか。

お初~ の由来は、(今更言うまでもない事ながら) お初+徳兵衛が主人公の 近松の『曾根崎心中』の舞台になった天神さん、だからですねー。境内にはお初+徳兵衛があちこちに。

↓相合傘の下_ ブロンズ像になった 堂島新地の天満屋の遊女 お初(21) と 醤油商平野屋の手代 徳兵衛(25)。「銀二貫」のために二人は・・・

(↑時にこのブロンズ像のモデルは 左:現四代目・坂田藤十郎(当時扇雀) 右:三代目・中村鴈治郎 親子、だそうです)
ブロンズ像横のお稲荷さん。「玉津稲荷」。

参道には「開運稲荷社」と染め抜かれた旗が並んでいます。

こちらが露天神 (or 露天神社(ツユノテンジンジャ))。御祭神は 大己貴大神、少彦名大神、天照皇大神、豊受姫大神、菅原道真の五柱。創建は700年頃とか。道真公が天神さんになる前からあった神社、なんですね?

時に私_ 今回初めて気づいたんですが、ここの絵馬、個性的(過ぎ)です。自分で(お初 と思しき)輪郭の中に顔を描き入れるんですよ。美しくなれますように、という祈りをこめて。 (色んな顔があって 見る分には面白かったけれど・・・ ちょっと私には「無理~」な絵馬でした^^;)

↓台になる素の絵馬。初穂料は800円、ですって。

今回気づいた事_もう一つ。神社の神紋です。(お賽銭箱をアップでご覧下さい)十六菊に三巴、です。普通天神さんの御紋は梅ですけどね?

十六菊+三巴は 社の色んなところにあしらわれていました。(紋の謂れがわかったら 打ち足します)

神社境内を西に抜けた先から、北を向いたところ。お初天神通りはここから始まるんですねー。

振り返って 南を向くと、近代的なビルが~。(このギャップも おもしろい^^)

で、この日はこの後、中之島のフェスティバルホールへ行った、のでした。随分間があいてしまいましたが・・・ マイペースな記事UP、お許し下さい。