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神社・お寺めぐりレポート【目次その１】
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ゆきこです
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三峯神社奥宮に登拝しました
2019年に三峯奥宮登拝ツアーを開催してから約４年…
（三峯奥宮登拝ツアーは終了しました、現在は開催していません）
その間にコロナ禍になったり、仕事がさらに忙しくなったり、
この４年の間で世の中も私の人生も様々な変化がありました
年に一度は三峯神社に参拝していましたが、なかなか奥宮まで行けず、
久しぶりの登山で、三峯神社の奥宮に登拝できて大感動でした！
※公式では１０月上旬に閉山となっていますが、登山は可能です
今回のレポートでは、奥宮登拝のコースと三峯神社のご神域を守る
山犬さん（オオカミ）について書いていきたいと思います
↑今回の登拝について、くわしくは母さちこのブログをご覧ください
↑ここが三峯神社奥宮につながる参道のスタート地点です
まず、最初に大事なことをお伝えします
今回いっしょに行った、私と母さちこと気心知れているみなさんは
「全員登山経験者」でサクサク、スタスタ、スムーズに進んだので
片道１時間で登山できてしまった（驚）
あっという間で本当に楽しい登山だった！
ため、当ブログを見た感じでは「かんたんに登れそう」で
ラクなイメージを持たれる人もいるかもしれませんが
初めて登山をする人が、１人だけで山頂まで登るのは危険です
登山はなるべく複数で（登山経験者もいるといいと思います）
登山用の靴・動きやすい服装・リュック着用で登ってくださいね
↑山中はほとんど人がいなかったので、私たちだけで貸切状態でした
ここからは、三峯神社があるご神域を守っている
ご眷属の山犬さん（白いオオカミのイメージ）
について、くわしく書いていきたいと思います！
私の個人的な見解ですが、三峯神社のご祭神様は
三峯神社がある山 妙法ヶ岳の山の神様だと思っています
その神様のお使い（ご眷属）が、山犬さんです
三峯神社の境内と三峯神社がある山のご神域を守っています
ものすごくたくさんの山犬さんたちがご神域を走って駆け回って
魔を追い祓っているので、山中に悪いものは一切入れません
三峯神社のご神域に入った人間に憑いている悪いものも
祓っていただけるので、人間もすっきりクリアに浄化されます
三峯神社独自の山犬さんのルールによると、奥宮まで登拝する人や
三峯神社に訪れた人には「１年間山犬さんが付く」ことがあります
修行の一環で１年間 人のそばに付く山犬さんは
魔や憑き物を祓って、その人を守ってくださる
ので、見えたり感じたりしなくても、山犬さんが付いてくださると
知らず知らずのうちに悪いものを祓って守ってくださるそうです
１年後に三峯神社に参拝しても、参拝しなくても
１年間の修行を終えると山犬さんは三峯のご神域に帰っていく
ので、今回の参拝では昨年１年間お世話になった山犬さんへのお礼と
今までのお礼、近況報告と新たなお願いをお伝えしに奥宮に行きました
奥宮の参道に入ると、数年前に母さちこに付いてくださった
山犬の空牙（くうが）さんが先導に来てくださいました
母は山犬さんに毎年名前を付けて呼んでいるのですが
（名前は付けても、付けなくても山犬さんは気にしません）
凛々しい空牙さんが「山岳警備に昇格した」と言いながら
颯爽と登場した時にはあまりのかっこよさにシビれました（笑）
今回は母ともう１人の方には、屈強なパワーの特大の山犬さん
私には大きな山犬さん、２人には中ぐらいの山犬さんがつきました
なぜ人それぞれ大きさに差があるのか空牙さんに質問したところ
特大の山犬さんが付くのは、守る必要があるからだそうです…！
↑奥宮のとなりにある石碑にある、山犬さんの像です
こんな感じで、三峯神社に行けば全員必ず付くとは言い切れませんが
山犬さんの中のボスがあなたに合う
山犬さんを選んで付けてくれることが多いです
（ご眷属拝借の儀式をしなければ、人に山犬さんは付かないという説など
諸説ありますが、ボスが選んだ人には山犬さんが付くと私は思っています）
ボスは空牙さんではなく、オンガさんという名前らしいです
オンガさんは、強いパワーでご神域を守り全山犬さんを統率しています
奥宮までの参道やご神域、もしくは人に付いている山犬さんとその人間に
危険がせまったらオンガさんが助けに来ることも稀にあるそうですよ
奥宮での参道では「濃霧の中、奥宮に行くのは危ない」と思った
他の山犬さんや子山犬さんも見守ってくださったようで心強かったです
↑この鳥居の先は、ご神域のパワーがさらに強く濃くなりました
山犬さんについて熱く書いたので、ここからは奥宮登拝について書きます
今回はめずらしく天気予報は雨でしたが、雨には降られず
１回も傘を開くこともなかったので本当にありがたかったです
参道は紅葉を敷き詰めたかのような、きれいな朱色
霧のミストを浴びて歩くのは、とっても気持ちよくて快適〜
あたり一面まっしろで、幻想的な雰囲気
の中、仙人のように木の杖を使いこなす（笑）母さちこと
登山経験者のみなさんと空牙さん率いる山犬さんたちのおかげで
崖のような道にも、岩場のような道にもひるむことなく
楽しみながら、どんどん歩みを進めていくことができました
参道のさいごには、崖の下がまる見えの階段…！
高所恐怖症の母は、ここが１番の難所だと感じるとのこと
私は平気ですが霧のミストで足がすべりそうでスリリングでした
数年前は朽ち果てた木でつくられていたので改善されてよかったです
ここから道なりに進むと、奥宮手前の難所が出現します
奥宮登拝 最後の難所「くさり場」
「えっ？これはいったいどうやって登ったらいいんですか？」と
毎回困惑するくさり場…私は手すりを持つ方が登りやすい気がします
手足がすべりそうになりながら、ゆっくり登って行きました
この先はいよいよ山頂ゴール、三峯神社奥宮です
三峯神社奥宮
濃霧の中で久しぶりの登山、我ながらよくがんばりました
奥宮を守る山犬さんも「よく来た、よく来た」と微笑んでいるようでした
奥宮登拝したからこその大きな達成感！
全員で登拝できて、本当にうれしかったです
いっしょに行った方の中には、この日が記念すべき日だった方もいて
この日に参拝したことに意味があったのだな〜と後で腑に落ちました
↑奥宮登拝を達成した後は、みなさん笑顔に
山の神様は強大なパワーをお持ちなので、人生の変化や飛躍など
「大きなお願いをするといい」と何度もブログに書いていますが
お願いをすっかり忘れて、感謝の気持ちと近況報告をお伝えしました
今回の登拝も、私にとって忘れられないすばらしい体験になりました
いっしょに登拝してくださったみなさん、ありがとうございました！
（三峯神社で受けたご祈願のときに、お願いはお伝えしました）
↑奥宮から見えた景色もまっしろ！異世界にいるような、ふしぎな感覚でした
ちなみに、奥宮がある妙法ヶ岳の標高は１３２９メートル
晴れていれば周りの山々を見渡すことができます
高くそびえ立つ山には神様がいる（山岳信仰）といわれており、
山の神様を祀る場所が山頂の神社が奥宮、山の下の神社が里宮です
里宮の三峯神社でも、妙法ヶ岳の山の神様に祈ることはできるので
登山に自信がない人は無理せず、三峯神社にご参拝くださいね
↑奥宮に登拝したことを社務所で申し出ると、奥宮の御朱印を購入できます
奥宮から約１時間かけて下山した後は…
三峯神社でご祈願を受けました
ふもとでは、秩父地粉と武甲山の伏流水でつくられた
手打ち蕎麦とあったかいあんこコーヒーをいただき大満足！
車を運転してくださった方のおかげで、バスの時間や混雑を気にせず
紅葉を見ながら快適なドライブができて感謝感激でした
三峯神社レポート、次回もお楽しみに〜
↑三峯神社近くのお茶屋さんには、たくさんの干し柿がありました