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神社・お寺めぐりレポート【目次その１】
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ゆきこです
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【仙台周辺の神社めぐり】
志波彦神社
本塩釜駅からタクシーで裏の参道を登り、志波彦神社に到着！
今回は先に着いた志波彦神社から書いていきたいと思います
ご由緒によると「もとは宮城郡岩切村の冠川の畔に鎮座、
延喜式に収められている陸奥国百社の名神大社」に選ばれるほど
古代から朝廷にも厚く信仰されてきた、由緒正しい神社です
もとは仙台岩切と周辺の地域を守る氏神様
でしたが、明治７年１２月２４日に鹽竈神社別宮本殿に遷祀、
現在は鹽竈神社の神様に協力もしており、仙台岩切の地域に加えて
「塩釜の地域と海も守っている」と豪快におっしゃっていました
氏神様といっても超古代からこの地を守る男神様なので、
強大なパワーと熱い郷土愛をお持ちだと感じます
ご祭神は「志波彦大神」
志波彦大神さまは、筋骨隆々で豪快な熱い男神様のイメージです
農耕守護・殖産・国土開発の神様として厚く信仰されてきました
仙台や塩釜に住んでいる方、この地域で成功したい方は
一度参拝しておくと手厚いご加護を与えてくださると思います
前回はあまりお話ができませんでしたが、狛犬さんと共に
「おぉ！」と喜んで紙垂を揺らしてお出迎えしてくださいました
境内に一歩入り、参道を歩いていると
心身ともにスカッと爽快で気持ちいい〜
年齢がバレるから外ではつけられないと言う母を見て大笑い！
人間が大好きで、ユーモラスな一面もお持ちだと感じました
志波彦神社の近く高台からは、海が見えました
この松島湾を志波彦大神さまと鹽竈神社の神様が守っているとのこと、
海には龍神さまもたくさん飛び交っているともおっしゃっていました
塩釜みなと祭では、志波彦神社と鹽竈神社のお神輿が市内を練り歩き
ご座船をはじめ約100隻以上の船を従えて松島湾を巡行するのだそうです
この後はいよいよ、陸奥国最強の神様がいる‥
陸奥国一宮 鹽竈神社
創建年代不詳の古社ですが、1200年以上の歴史があり、
陸奥国（福島県・宮城県・岩手県・青森県）を統括する一宮
東北鎮護の神社
ともいわれており、陸奥国の地域に住んでいる方はもちろん
東北にご縁がある方は一度参拝すべき社格の高い神社です
この大きな鳥居と要塞のような佇まい‥前回も感動しましたが
やはり何度見ても大迫力で、ものすごいパワーを感じます！
鹽竈神社といえば、目が大きい狛犬さん
昨年一度参拝しただけでも覚えていてくださっていて
にっこぉ〜と笑って喜んで出迎えてくださり嬉しかったです
鹽竈神社には、参道や拝殿前に必ず狛犬さんがいます
（写真は大鳥居の階段を守っているステキな狛犬さんです）
どの狛犬さんも一生懸命お役目を果たしているので
声をかけたり、手を合わせると喜んでくださると思います
そして、この後は鹽竈神社の神様について書きます↓
主祭神は「鹽土老翁神」
鹽土老翁神（しおつちおぢのかみ）様はこのお名前のとおり
おじいさんの姿をしています、私的には痩せた仙人のイメージです
白い着物かと思いきや、私が見えたのは拝殿の色に似た赤に
濃い深緑色の縁取りの着物の四角い独特な帽子で杖と持つ姿でした
そして、大きな特徴としては‥
ものすごく背が高い
いつもお世話になっている三島大社のえびすさんいわく、
背が高いのでうしろから冷静沈着にすべてを見渡しているとのこと
（きっとこの高台から東北全土を見渡しているのだろうと思います）
出雲大社の神在月で、稲佐の浜から神々が入場するときは
あえて後方にいて荒々しい男神様たちが「誰が前に行くか」
小競り合いをしている様子を見ながら「ほっほっほ〜」と
静かに笑って見守っているとおっしゃっていました
しかし、一見静かなおじいちゃんですが怒ると怖くて
「人間にはやさしいけど、同業者の神様には厳しいよ」とのこと
えびすさんも他の神様たちも、広大な陸奥国を守っている
静かな鹽土老翁神さまがちょっと怖いし一目置いているそうです
だからこそ、雷の軍神 武甕槌大神さまと
剣の軍神 経津主大神さまを率いて
東北を平定を成し遂げたのだと思います
あの気が強〜い軍神２柱を導き、熱い志波彦大神さまと協調できる
鹽土老翁神さまは、じつは頭がキレる策士ではないかと思いました
左右宮拝殿には、武甕槌大神さまと経津主大神さまも祀られており、
鹽土老翁神さまと共に鹽竈神社のご祭神となっています
※武甕槌大神さまは鹿島神宮レポートで、経津主大神さまは
香取神宮レポートで詳しく書いたので今回は割愛します
この唐門をくぐると、ご神域のパワーがさらに強くなります！
ここから先はいよいよ鹽竈神社の拝殿と本殿です
鹽竈神社のご利益は、海上安全・大漁満足・武運長久・国家安泰・
安産守護・延命長寿・交通安全・商売繁盛・必勝成功など
多義にわたるので、どんなことでもお願いして大丈夫ですが‥
強力な浄化
が、最も強いご利益だと感じるので悪運や祓ってほしいこと
心身の不調で改善してほしいことをお願いするといいと思います
七五三はだいぶ過ぎていますが、やさしい鹽土老翁神さまに
許可をいただき七五三詣のパネルと写真を撮らせていただきました（笑）
この日は七五三のご家族で賑わっていて、幸せが満ち溢れていましたが
写真を撮ろうとすると人払いしてくださってありがたかったです
千歳あめに描かれていた、子どもたちを見守る鹽土老翁神さまの
絵のとおりやさしい眼差しで子ども見ているようでした
唐門近くの狛犬さんたちも、人間が大好きだそうで
こちらもにっこぉ〜と笑って参拝者を出迎えていました
東北の狛犬さんは、関東とちがってまあるいお顔立ちで
愛嬌があって心がほっこり、癒されました〜
そして、何よりうれしかったのは左右宮拝殿についた瞬間
独特なリズムの太鼓が鳴り響き、神事が始まる大歓迎
昨年に引き続き今年も参拝できたこと、竹駒神社と金蛇水神社で
大人の遠足を開催したときに「天気を晴れさせてくださったこと」など
お礼をじっくりお伝えできて本当によかったです！
左右別拝殿の真裏にある、この本殿に鹽土老翁神さまがいると思い、
話しかけてみると「わしはここにおる」とおっしゃるので
別宮に行きました、鹽土老翁神さまは
左右宮拝殿の隣の別宮にいるのだそうです
鹽土老翁神さまは、人々に漁業や製塩法を教えたといわれています
社務所ではお塩が売られており、鹽土老翁神さまも
「鹽竈神社では、塩を買うとよい」と
メッセージをくださいました
神社のお塩は浄化作用が強いので料理に使うだけではなく、
盛り塩にしたり、お風呂の浴槽に入れて入るのがオススメです
念などで体が重いときは、首肩背中に撫るように付けてから
シャワーを浴びて洗い流すと浄化されてスッキリします
鹽釜神社のお塩は、鹽土老翁神さまのパワーが入っており
浄化力がすごく強いので、これから使うのが本当に楽しみです
この後は摂社末社にもすべて参拝してから、お寿司屋さんへ
ランチ後には次の目的地「日本三大稲荷 竹駒神社」に出発しました
本塩釜駅近くには、東日本大震災ときの津波の表示がありました
（実際に見てみると、かなりの高さで衝撃的でした）
鹽土老翁神さまや東北の神様は持てる力をすべて使い尽くしたが
「力及ばずだった‥」とおっしゃっていました
鹽土老翁神さまは、回復するまで７年間休んでいたそうです
東日本大震災のことを忘れないようにしたいと改めて思いました