函館の農家(志望)《無肥料・無農薬(自然栽培)+家庭菜園☆》ぬまっちのブログ -15ページ目

函館の農家(志望)《無肥料・無農薬(自然栽培)+家庭菜園☆》ぬまっちのブログ

美味しい食べ物を食べたい!!
自然栽培はそんな当たり前をいつまでも叶えるための1つの答えです。
農薬はもちろん、肥料も使いません。
これが実は、たくさんの意味で大事なんです。
自然栽培をいつもの食卓に。

函館の“カフェ プランタール”の皆さんと農場見学③

次に訪れたのは、山田農場さん。
無殺菌でヤギや羊のチーズ造りをされています。

{D55D7A5A-E5F0-44A8-A898-BBDE1EBEC2CD}
少し敷地内も案内頂きました。

山田さんが意識しているのは、地域の循環の中で生きて行くという事。

その土地で採れたものを食べ、その土地のもので暮らす。地域のもので畜舎や家を建て、道具を手作りする。エネルギーは出来るだけ使わないようにする。

そしてチーズもその一部。

家畜の餌は、地域で採れたものや、敷地に自生するもので。
熟成は、手作り・空調不必要の熟成庫で。

そして、チーズの乳酸菌もその土地に自生するもので。

{78B151B2-1E6B-4325-898B-E32DDE3AC227}
こちらの綺麗な建物もセルフビルドだそう。

普通、チーズに使われる生乳は殺菌されているそうです。これは、搾乳から加工するまでに時間が空くため、雑菌の繁殖を防がなければならないから。

そして、“ゴーダ用”や“モッツァレラ用”として培養された外国産の乳酸菌を使ってチーズになる。


でも、それだと循環とは言えない。
その土地の乳酸菌を使いたい。

だから、無殺菌でチーズ造りをする。
その土地の乳酸菌を使うために。


実際のところ「無殺菌」ではあるものの、雑菌の繁殖はほとんど無いとのこと。
それは、搾乳した生乳をすぐにチーズに加工しているから。

新鮮な「生の」生乳であれば、加熱する必要が無い。

ここが、山田農場のチーズ造りの要のようです。

{C39789D0-186F-4730-8EE1-BD17563E3BA0}
もう、メロメロになります。。。

あかり農場の時もそうでしたが、動物たちが本当にのびのびと過ごしていて、いるだけで心地よい。子ヤギの鳴き声なんか、もう弾けていてすごい!勢いありすぎて最初動物の鳴き声だと認識していなかったと思う。

「ッッッメーーーーーーーえッッッッッ!!!!!!!」

って感じ?笑
動物園とかでは聞いた事ない声でした。

山田さんのチーズ造りや、循環の一部になる生活、自分も少しづつやっていきたいと思いました。人も動物も菌も植物もイキイキ出来る環境づくり。していきたいです。

その中にこそ、自分や、自分たちの子孫が安心して暮らせる未来があるのだと思います。

山田農場 ブログ
記事:チーズ農家のチーズ考 2016

記事:山田農場の紹介 その1