テーマの如く 今日はシンパクです
画像が残っているのは2019年からですが
入手は もう少し前でした
シンパクは小品でもミニでも
この「追い込み立て替え」が出来ないと
小さく維持しカチッと締まった葉で
まとめる事が出来ません
ミニ素材の成長と作業を概略を振り返って
みます
2019年5月の様子です
厚手の泥鉢に入っていました
これでは乾きが悪く根の状態も
良くないことが想定されます
全て杉っ葉です
杉っ葉は本来元気が良いものです
細い内にシャリを削った事も元気が
無い要因にもなっています
まずは駄温鉢に移し乾きが良い状態で
管理しました
落ち着いてから肥料を与え樹勢を
回復させました
杉っ葉は全く気にしません
間延びした枝先の葉に鱗片葉が
現れたら枝元の分岐点、枝と幹との際に
芽を吹かせる作業にかかります
吹かせたい芽は鱗片葉なら歓迎、 、
杉っ葉でも構いません
前述の管理を続け6年後の今月の様子です
枝元、枝の途中に吹いた鱗片葉(本葉)です
枝元に吹いた鱗片葉が充実してきました
ここに吹かせるために芽摘み等の手を
加えてきた枝を今日外しました
赤線です
ピンク丸は枝の途中に吹いた芽です
枝元を狙っても叶わないこともあります
丸印の先の青線で止めます
追い込んでいるところです
幹との際に吹かせた本葉です
全ての枝を同時に立て替えが出来れば
理想です
待って吹く可能性があるので
今は追い込まず残している枝も見えます
作業後を上から見ています
正面です
今年の秋か、遅くても来春には
全ての葉が締まった本葉でまとまります
そうなったら立て替えのために残っていた
枝を切り戻します
ここから新たに本葉による枝作りにかかります
あと2,3年で古いシャリを持った
締まった姿のミニに仕上がります
今夜も訪問いただき
有難う御座いました~








