取り木の構想を練る | 希望ヶ丘盆栽通信

希望ヶ丘盆栽通信

30代の頃より自己流でミニ盆栽を楽しむ。その後、小品盆栽を学ぶため京都に通う。約10年、盆栽教室にて技術・知識・鉢造りなどの指導を受ける。日々の手入れを通じて季節の便りをお届けできればと思います。

今日は石化ヒノキです

 

挿して、太らせ、取り木、、、、こうやって作ろうとした素材でしたが、

思うようになりません

 

不適切な季節に、キツめの針金掛け、、、又、その後の管理~

下枝が傷んできました

 

今日は針金外し、枯れ葉、枯れ枝の掃除などでした

 

作業前です

 

下から見ています

 

ここから、まず針金外しです

 

下半分の枝に掛けてありました

 

針金を外したところです

 

中を覗いています

かなり傷んでいますね、、、、

上を透かさなかったので、下の弱い枝が日照不足だったかも

しれません

 

傷んだ枝葉を掃除した後です

 

次に取り木をかけるなら、青線、、、出来るだけ枝を残そうとすると~

取り木の確率を上げて、小さな力のある素材にするなら黄色線で

しょうか~

 

現在の姿を上から見ます

取り木をかけるなら、上はそのまま、、、が基本ですが、

これだけ伸び放題だとね~

春先に透かして、その後 伸び出した頃に取り木を掛ける順番に

なるでしょうか~

 

こうやって眺めると、このままでもイケそうな気もします

傷んだ枝を整理しても、それほど腰高にならなければね~

根は八方で小根でまとまっています

好きな樹種、作りでも割と得意にしていますが、

「見て下さい!」と言えるのは7割くらい、、、、

あとは、直幹は無理、模様木でも厳しい~このような素材も

出て来ます

太幹のミニで生きる道を探してあげる事にします

 

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