2019/05/08に大津市で起きた「右折中の乗用車と直進の軽乗用車が衝突、軽乗用車が衝突のはずみで園児や保育士計16人に突っ込み、園児2名死亡、14人が重軽傷」の事故ですが、17日大津地裁で判決が下りました。

 

「運転者としての最も基本的な注意義務を完全に怠った過失は重大」として、右折中の乗用車を運転していた新立文子被告(53) に禁錮4年6月(求刑禁錮5年6月)を言い渡した、とのこと。

 

※軽乗用車の女性は 自動車運転処罰法違反(過失致死傷) 容疑で書類送検された後、(過失の大部分が右折車にあるため)不起訴になっています。

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被告に反省の色なし、保釈中に 保釈中にストーカー規制法違反で逮捕・起訴されている分もあるのでしょうが、66ケ月×0.8=52.8ケ月ですから、ほぼ求刑の8掛け判決。お約束通り、という感じですな。

 

ところで、2019年4月19日に起きた東池袋自動車暴走死傷事故は?

昨年書類送検され、2/6に在宅起訴

交通問題に詳しい高山俊吉弁護士によると「禁錮2~4年の判決になると思われますが、年齢を考慮して、執行猶予がつく可能性もあります」とのこと。

 

叙勲してるのだから以前に禁錮以上の刑を受けたことはないでしょうから、判決が3年以下の懲役若しくは禁錮の場合執行猶予を付すことができるらしいです。

ということは、求刑の8割が判決なら、判決36ケ月÷0.8=求刑45ケ月、求刑が3年9ケ月なら執行猶予付き?

そんな半端な求刑はないと思うので、

①求刑3年×0.8=判決2年5ケ月+執行猶予

②求刑4年×0.8=判決3年2ケ月、うーん端数切捨てで判決3年、執行猶予も付けちゃう!

のどちらかになるのかな、と。

 

まあ、88歳のじーさんを塀の中に入れてどうなる?というのはあるにせよ、だったら、世の中は「上級無罪」ではなく、「高齢者無罪」になっていないとおかしい。

(個人的にはどちらも嫌ですし、物事の筋目からすれば運転していた以上は高齢だろうがてんかんだろうが同じ責任をとるべきと思います)

 

週刊漫画ゴラクの「ミナミの帝王」で(プリウスの暴走では?)的なイントロで連載が始まっていますので、リアルと漫画、両方の成り行きに注目のゆかぴょんなのであった。ちゃんちゃん。