ゆかぴょんが4月中旬に1,777円で微損撤退(配当と優待込でギリプラス)した吉野家(9861)。
20年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の5.5億円→30.2億円に5.5倍上方修正。
増益率が65.7%増→9.1倍に拡大する見通しとなった。吉野家の既存店売上高が前年同期比6.9%増と好調に推移したことが寄与。メディアで大きく取り上げられた、牛丼の新サイズ「超特盛」や「ライザップ牛サラダ」、「特撰すきやき重」の販売数が伸びたほか、6月に実施した「テイクアウト80円引き」なども好評だった。
修正した上期予想が通期計画(15億円)を2倍も上回っており、通期業績の上方修正も期待される。
…とのことで、本日終値2,786円(+225 +8.79)
ヤフーファイナンスによると、信用買:信用売=165千株:1,187千株=1:7.19
売り方は
(バカなっ、こんな、あってはならない…)といい感じでぐにゃってるんじゃないでしょうか?
うーむ、あのタイミングで「野も山も 皆一面に 黄色なら 阿呆になりて 白を買うべし」と吉野家太郎になっていれば、+56.78%と配当・優待。
(やめといた方が…)と忠告されるか、(温いぞ、信用3倍拳を使わんか!)と叱咤されたか、どうだったでしょうか?
勿論、(まあ、どうせ1単位だし…)と放置することはありえても、吉野家に総資産一点集中投資なぞ到底出来るわけもありませんが…。
通期の経常が60億円として、前々期2017年2月より甘めに見て当期利益は半分と仮定して30億円。
とすると、EPSは42円。本日終値ベースで予想PERが66倍。
ゆで物理学ばりのガバガバ計算ですが、何でこんなに上がるねん。
「売り方を 殺して楽しむ 秋の夕暮れ」(by兵藤和尊)みたいなことになってるのかなあ?
石が浮き、木の葉が沈むことがままあるのが相場。
「買いは家まで 売りは命まで」
(吉野家がこんな水準なのはおかしい、こんなに上がるのはおかしい、相場が間違っている!)と意地になって売りナンピンしていたら、エライことになってましたな。
「生きてるだけでも丸儲け、金は賭けても人生賭けるな」
蛇喰夢子に「つまらない方ですね」と煽られそうなゆかぴょんなのであった。ちゃんちゃん。