2019/09/20(金)→2019/09/27(金)
日経平均:22,079→21,878
ダウ平均:26,935→26,820
ドル円 :107.57→107.96
2018年末(137,315千円)に追加投資+7,276千円を加えて基準値144,591千円。
9/20時点150,468千円→9/27時点150,112千円
(先週末比 ▲ 356千円 ▲0.23%)
(昨年末比 +5,521千円 +3.81%)
米中貿易戦争、実態は貿易不均衡にとどまらず、覇権戦争となっているので、またそのうちトランプは(株価と支持率を気にしつつ)吠えだすことでしょう。
来年、2020年8月13日からは国防権限法のギアが一段と上がり、中国企業5社(ファーウェイ/ZTE/ハイテラ/ハイクビジョン/ダーファ)の部品を組み込んだ製品を使用している企業は米国政府関係機関との取引禁止。
(別のメーカーの製品であっても内部にこの5社の製品が組み込まれていればダメ)
それと、国際緊急経済権限法(IEEPA、武器輸出禁止国への規制強化の一環)で、米商務省はファーウェイとその関連会社を禁輸対象リスト(エンティティ・リスト、EL)に追加し、米国の技術及び製品の輸出を禁止しています。
第三者や第三国が「米国製の部品や技術が25%超含まれた商品」をEL対象に輸出した場合、米商務省のDPL(取引禁止顧客リスト)に記載されて米企業や他国からの米国製品の輸入が禁止されます。
また、エンドユースの確認が義務付けられ、共同開発などの人への技術移転も制限されています。
インテル入ってるとか、Windows、ARM、iOSやAndroid抜きでITの世界を渡っていけるもんなんですかね?
ファーウェイは「出来る!出来るのだ!」と強がってますけど…。
中国製造2025を米国は何が何でも潰そうとしている。
そらそうですよ、知財窃盗、答えは外国にあるやないですかで好き放題に盗みまくって、(半導体、AI・IT技術、工作機械、ロボット、自動運転、航空・宇宙産業、バイオ・医療機器、etc,etcを内製化、そして世界のシェアを握り…)と目論んだところで、「通るかっ…!こんなもん…!」
半導体産業はかつて米国が国防上の必要から『全て国産にすることは可能か?』と調査検討して、「うん、それ無理!」と結論を出しています。
2016年とちょっと古いですが、半導体製造装置はほぼ日米の独壇場。
露光装置は現在ではキャノン、ニコンは撤退でASML(オランダ)一強支配。
これに素材(シリコン)なんかの隘路もあるので、中国製造2025のキモ、半導体製造のための兆円単位の投資は稼働することなく焦げ付くことになるでしょう。
まあ、そうはさせじと「人材の移動は違法じゃないよね?」と半導体関連企業で働いている中国人を国内に呼び戻して特許無視とか、韓国・台湾経由で輸入するとかしてるんでしょうが、それをやるとELからDPLに進むことになるでしょう。
来年のことを言えば鬼が笑う、なんでしょうが、(オラ、何だかワクワクしてきたぞ)と感じるうゆかぴょんなのであった。ちゃんちゃん。