マイナビは6月4日、2020年卒業予定の全国の大学生、大学院生7342名を対象に実施した「マイナビ AI推進社会におけるキャリア観に関するアンケート」の調査結果を発表した。
全体で75.4%が「AI・IT関連の職種を志望しない」と回答した。AIやITと関連性が高い理系学生についても、男子67.1%、女子81.0%が志望しないと回答した。

==(以上、引用終わり)==

私立文系のゆかぴょんが言うのも何ですが、高等教育は英語・数学を必須、IT(プログラム)・Science(物理・化学・生物)はもっと強化しないといかんのでは…。

 

それにしても、(定義は曖昧ですが)AI系人材になってNTTデータあたりに就職して数年でGAFAに引き抜かれる、あるいは最初からGAFAに入社すれば初任給1000万円超、20代で年収数千万円も夢ではないというのに何故チャレンジしないのか?

適性や才能が必要な分野だから、目指してもどうもアカンかったという可能性はあるにせよ、AI系人材になるために努力したことは社会人として活躍するのに有効なのは違いないので無駄な努力になることはない。

 

プロ野球選手やJリーガーを目指しても夢破れたら大学で大企業への就職の世話をしてくれるとこまで到達してればともかく、そうでなければ体力・根性・人間関係ぐらいしか残らなくてあんまし意味ないっしょ?

小学生の「根性!根性!根性一つが財産さ~」みたいな長時間練習、親御さんの送迎・観戦・差し入れサポートなんぞよりも英語・数学・IT(プログラム)にその努力をつぎ込んだ方といいと思うんだけど…。

(それ以前に国語と歴史は大前提として必須ですけどね)

 

江戸時代の藩校・寺子屋教育から明治期の学制教育への切り替えは全国津々浦々から帝大/私大(実学系)/師範学校/商業学校、さらには軍事系教育機関と才能を発掘・育成する上で時代の要請に応えていたと思いますが、戦後教育は果たしてどうなのか?

高度成長期までは規格化された人材育成という意味で時代にマッチしていたといえるかもしれませんが、1990年代にはもはや時代にマッチしていなくなっていたという印象。

 

文科省も試験制度を弄ったり、大学院増員したり、留学生を増やしたり、会計士を増やしたり、司法試験制度を改革したりとアレコレやりましたが全部裏目に出ているような…。

そして、今般、大学無償化を名目にFランク大学まで無償化する…。

これじゃ、日本が良くなるわけないですな。

 

金融庁が「老後は年金だけに頼らず自助努力しろ」「2000万円自力で貯めろ」「年金の持続性?知らん、厚労省に聞け!」と堂々と言い放つ時代ですからな。

 

「上に政策あれば、下に対策あり」

庶民も自分の頭で考えて何とかせんとなあ…と転職活動・引き継ぎ準備・その他に取り組むゆかぴょんなのであった。ちゃんちゃん。