NECは29日、45歳以上で勤続5年以上の従業員を対象に実施した希望退職に2170人が応募したと発表した。照明事業からも撤退する。取引先への転籍や事業売却を含めると、来年春までに合計約3千人がグループを去る。一連の人員削減による収益の改善効果は年度換算で約240億円を見込む。
間接部門やハードウエア部門の一部で希望退職を募った。退職金や再就職支援にかかる約200億円は2018年10~12月期の決算で計上する。既に期初に織り込んでいた構造改革のため、19年3月期の業績予想は変わらない。
希望退職のほか、取引先や協力会社への転籍でも約400人を削減する。さらに約400人が所属するNECライティング(東京・港)の事業を19年4月に日本みらいキャピタル(東京・千代田)に譲渡する予定だ。NECは対価として、受け皿となる新会社の株式5%を受け取る。NECライティングの17年度の売上高は172億円だった。
NECは01年度に4千人、02年度に2千人、12年度にも2400人を希望退職制度などで削減してきた。この間、半導体やパソコン、携帯電話など事業部門も切り離してきたが、新しい収益の柱を築けなかった。02年3月期に5兆円超だった売り上げ規模は、18年3月期に2兆8444億円にまで縮小した。
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ヤフーファイナンスだと従業員は(単独)21,010名、(連結)109,390名。
希望退職2170+転籍400+事業譲渡400=2970名で約3000名。
3000÷110,000=2.72%、36名に1名ぐらいがいなくなる、と。
それにしてもリストラの繰り返し、売上は16年でほぼ半減、夢も希望もありませんな。
繊維、鉄鋼、化学、商社…など戦後、我が世の春を謳歌して夏秋過ぎて冬の時代を耐え忍び、再び競争力を取り戻した分野もあるのに、電電ファミリーや家電メーカーは全然ダメ!ですな。
日立と三菱電機ぐらい?
ゆかぴょんも明日は我が身、銭のないのは首がないのと同じと肝に命じて資産運用に精を出そうと思います。