2018/05/04(金)→2018/05/11(金)
日経平均:22,455→22,752
ダウ平均:24,262→24,831
ドル円:109.12→109.40
米朝会談が6/12にシンガポールで行われることとなったこともあり、一段と宥和ムードが高まって円安株高。
そのうち、「…と思ったでしょ、ざ~んね~んw」みたいなイベントと急落が起きると思いますが、ひとまずはこれで良し。
ゆかぴょんPFは 137,167千円→140,114千円(+2,947千円 +2.14%)
アイティフォー(4743)の2日連続ストップ高、ブレインパッド(3655)、ベネフィット・ワン(2412)、マークラインズ(3901)等の大幅高のおかげなり。
米国株は…、イマイチですな。
ゆかぴょん、年初にKO→PEP、PG→ULに乗り換えしようかと思いつつ、まだやっていないのですが、明暗マチマチ。
KO :45.88(12/29)→42.14(5/11) ▲8.15%
PEP:119.92(12/29)→97.43(5/11) ▲18.75%
PG:91.88(12/29)→73.37(5/11) ▲20.15%
UL:55.34(12/29)→55.92(5/11) +1.78%
一応乗り換えておいた方が正解だったけど、まあ致し方なし。
ちょっと気になるのが、米優良大型連続増配銘柄が軒並み大幅に下落していること。
PG(昨年末比▲20.15%)、KHC(同▲23.97%)、GIS(同▲29.11%)
金利が上昇して米国債で3%貰えるなら、高配当株でなくていいんじゃね?というシフトが起きるのはわかるのですが、それ以外の要因もあるんじゃないのかな、と邪推。
邪推①アマゾンイフェクトのプライベートブランドの組み合わせの未来を予見
売上が小売店からネット販売(米国内のEC成長率の70%アマゾン!)にシフトすることでAmazon→バイイングパワー→卸値低下→利幅低下となる。
さらに、Amazon Echoの普及でルーティンに購入するものはAmazonから!の流れが強化。
そして、そのうちにAmazonがリアルに進出して、Amazon用のプライベートブランドをPG等の消費財メーカーに製造委託するorAmazon自身がプライベートブランドを製造・販売しだす。
そうなったら、消費財メーカーの利幅は抑えられることになってしまうでしょう。
邪推②米国内の人種構成比の変化を予見
米国内の白人比率は現在75%程度。
今後はますますヒスパニック系、アジア系が増加し、2050年には47%と過半数を割り込むことが予想されています。
日本人が米国に行くと海原雄山みたいに
「味覚音痴のアメリカ人がッ!」
と言いたくなるような原色ギラギラ、甘すぎたり、塩っぱ過ぎたりする料理や食品に遭遇しますが、ヒスパニック系も文化の違いで同様の感想を抱いているのではないでしょうか?
勿論、商売ですから、PG等の消費財メーカーも対応はしているんでしょうけど、それが簡単に出来るものなら米国のお菓子も既に変わっているはず。
「デカくて燃費が悪いのが車だぜ!」というカルチャーのアメ車が売れなくなり、日本車のように「コンパクトで、故障せず、燃費がいい車」が売れるとわかっても、米3大メーカーが対応できなかったように、米消費財メーカーもマズい対応をしているのでは?という仮説。
では、ULは何故それほど下げていないのか?
同じアングロサクソンのメシマズ民族であるイギリス人ですが、イギリス人は異なる文化を理解できるけど、アメリカ人はそれを理解できないから、じゃないのかな、と。
それと、人口の伸びが顕著であるアジアに強く、いち早くボトム…、もとい、ベースオブピラミッドという年間世帯所得3000ドル以下の層に照準をあわせた販売戦略を取り、それが功を奏してるから。
ただ、ULは英蘭2国本社体制から蘭一国体制への変更を発表しています。
現在は、源泉課税がなく、日本の源泉課税だけですが、蘭は15%源泉課税なんですよね。
オランダ政府は2020年1月1日から源泉課税は廃止すると発表していますが、大丈夫なのかな?とチト不安。
この米消費財メーカーの株価低迷、どうなるものか、ゆかぴょんは成注(成り行きに注目)していきたいと思っとりま。